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明るく楽しくタメにならない

「アコーディオンの音色は人を幸せにする」安西はぢめです。世の中の大半のことは「〇〇であるべきだ」とか「〇〇でなければならない」などと定義されがちです。ところが人間は自分以外は皆他人、親子でも兄弟でも関係なく自分以外は別の人。百人いれば百人のストーリーがあります。私が演奏する時にもそれはいつも頭の片隅にあって、それぞれに思い出の曲が違うのをどこまで共感してもらえるか現場の反応を見ながら曲の途中で切って収めたり、そのままメドレーにしたりして軌道修正して行きます。

例えば、ご年配の方の施設に演奏に行ったら単純に70代と90代では青春の曲が全然違う訳です。なので、あちらも立てて、こちらにも触れて、そして何となく皆さん全員で共有できそうな曲を入れつつ盛り上げて終える…と言うバランス感覚を発揮しなければなかなか難しい。「アコーディオンBGMエキスパート」を自認しておりますので、例えばレストランのBGM演奏でも音楽表現とは別のチャンネルでボリュームを自在に調整してお皿が割れるようなアクシデントがあれば、音を大きくしてカバーしたり、曲の終わりでもご新規のお客様が入店されたら、ご着席になるまで無音にならないように繰り返してみたりと言った微調整を躊躇なく随所で行っています。なので、私は事前に曲目を提出してプログラムを作るような会(いわゆるコンサート的なもの)は、なんだか一段高いところからお届けするのに慣れてないのでちょっと照れ臭いです(笑) 

笑って良い、喋って良い、ザワザワしてカチャカチャ食器の音がして良い、踊って良い。明るく楽しく、これと言ってタメにならないけど、なんだか元気になる、そんな場所で演奏をして行きたいと心掛けています。それがそもそも私が愛しているアコーディオン音楽の真骨頂ですから。そして、アコーディオンは、ソーシャルディスタンスに気を配って動線や人から離れたポジションを取りつつ、場合によっては移動しながら続行することができます。ご依頼・お問い合わせはどうぞお気軽に!

ハッピーアコーディオン安西はぢめ

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