見出し画像

年々、世界は狭くなる。狭くなった世界は一番人間らしい。【日々これ #42】

あんざきです。

TOP画とタイトルのせいで、
なんだか、It’s s small world. みたいです。

でも、タイトルのままの話なんですが、
世界は年々、狭くなってるなーと思います。

世界を狭めている犯人は、インターネットです。

彼は、一見すると、世界を広げているようにも思えます。

確かに、物事の可能性、と言う意味では広げているかもしれません。

知り得ないはずの情報を知ることができる。
行ったことのない場所の風景を見ることができる。
会えない人の声を聞いて、仕草を見ることができる。

インターネットは、いろんな不可能を可能にしていて、
それはもう、紛れもない事実です。

一方で、、、彼の登場と成長で、
世界はグッと狭くなりました。

彼の一番の功績は、
いろんなものの距離を、グッと縮めたことだと思います。

僕は今、ベトナムで生活しているのですが、
海外にいるとそれをより強く思います。

一番良い例が、昨今のコロナ情勢により、
急加速したオンラインほにゃらら。

飲み会にせよ、面談にせよ、セミナーにせよ。

あらゆることがオンライン化され、
おかげさまで、ベトナムにいても、地元呉で知るのと
ほとんど変わらない情報を得ることができています。

これだけ離れていても、
親や友人とはある程度共通の話題で話せちゃいます。

距離の概念がなくなり、世界が狭くなっている、と言って良いと思います。

これは年々加速していて、
インターネットの情報量って、信じられない速さで増えてるんですよね。

2001年から2016年までの間でもエグい伸び方ですが、
そこから5年で今までの比じゃないほどの伸び方です。

1217億ギガバイトがどんなもんかは知りませんが、
こんなでかい数字、国家予算かベトナムドンくらいでしか見たことないので、
かなりの量なんだと思います(ベトナムドンでも見たことなかった)。

それだけ多くの情報にアクセスできるということなので、
「世界は狭くなっている」という理解をしておいた方が良さそうです。

さてさて、こんな狭まった世界。

なんでも手の届く時代。

ここで価値があるのは、きっと、
それでも届かないもの。

それはきっと、今まで、距離が理由で取れなかった情報とは異質のもの。

なんでしょうね。

いくつか答えはあると思いますが、

月並みなものをいうと、人の気持ちとかになるんだと思います。

近くにいても、その人の気持ちを全部理解するなんてなかなかできません。

人の悩みの9割は人間関係だ、なんて言いますが、
たぶん、ひと昔、ふた昔前は、7割くらいだったんだと思います。

これはインターネットが解決できなかったが故に残ってしまった、
最大の難関です。

カッコつけてるわけでも、冗談でもなく、
わりと本気でそう思います。

僕たちは、インターネットによって世界が狭まったことで、
本当に向き合うべき課題に目を向けられるようになったんじゃないかな、

なんて思います。

人間て難しいけど、
だから面白くて、魅力的で、
逃げられないんじゃなくて、結局向き合いたくなる。

向き合わざるを得なくなる。

そういうものなんだと思います。

本格的に、人は人を諦められなくなります。

これからが、本当に僕ら人間の時代ですよ。

ではまた。


(この話が誰かの何かにつながりますように・・・) 
(「スキ」は結構モチベーションになってます、ありがとうございます)

【参考】


〜〜〜〜〜〜
よろしければ、Twitter も覗いてみてください。

https://twitter.com/AnzakiY

質問箱はコチラ。

https://peing.net/anzakiy

頂いたサポートは、他の人をサポートするか、本を買って note で紹介したいと思います(その他、note の記事になるようなことに使います)。