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メイド・イン・イタリーはなぜ強いのか?

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最新著書『「メイド・イン・イタリー」はなぜ強いのか?:世界を魅了する<意味>の戦略的デザイン』に関するさまざまなメモを書いていきます。
運営しているクリエイター

#テリトーリオ

アートに対する心変わりーイタリアの絵画に関心がもてるようになった。

長くイタリアに生活しながら、イタリアの近世以降・現代以前の絵画にあまり興味がありませんで…

イタリアのデザインとテリトーリオの関係を探る旅―生き方とビジネスへの立ち向かい方…

イタリアのデザインとテリトーリオの関係を探りながら、生き方とビジネスへの立ち向かい方を探…

時代を追うのは楽しいー振り回されない追い方を探る。

およそ3週間の日本滞在を終え、ミラノに戻ってきました。日本では多くの方たちとお会いしまし…

都市と農村をつなぐ食 ー 農業が社会を変えるとは?

新・ラグジュアリーのオンライン講座でガストロノミーを取り上げたことがあります。ボローニャ…

「文化的景観」に生きるー再生されたイタリア・オルチャ渓谷のテリトーリオ。

イタリアの憲法第9条に以下のことが書かれています。1947年のものです。 イタリアは歴史的・…

人が人として生きられる資本主義とサステナビリティーー ブルネロ・クチネリの名誉博…

この数年、ESGという言葉が飛び交います。環境や社会への注意が向かないビジネスのあり方が問…

文化を「小さな箱」から解放させるー「意味づけ」を起点に社会を構想する

この1年間、どこの国でも文化芸術分野は極めて不利な立場に追い込まれました。日本では文化行政、あるいは文化の社会的位置づけの弱さが露呈したとの指摘があるようです。 翻って日本。芸術コーディネーターの米屋尚子は「産業として分析されてこなかったため、国はどこを支援すれば業界が回り出すか全く把握していない」と指摘する。文化庁が用意した21年度の支援策は通称「ARTS for the future!」。何か新しいことを企画すれば補助金を出すという。見取り図のないまま、未来へ向けて金を

イタリアの地方の風景と自分の経験を照らし合わせてみる。

今月15日に開催するイタリア地方再生をテーマにしたオンラインイベントでモデレーターを務めま…