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占いを恋愛や仕事に活用する


あなたは「占い」を信じるタイプだろうか?

今も昔も、占いが好きな人は多いと思う。

信じる信じないは別として「占い」と聞くと、私はどこかわくわくするし「もしかしたら新しい何かが…」と期待せずにはいられなくなる。


占いがもたらす効果


毎朝のテレビでも、雑誌の巻末でも、いろいろなところに「占い」を目にする。

ネットや動画もそうだが、「占いチャンネル」でいつもいろんな占いや相談事を受けていたりする。

迷ったり不安になった時に、ついつい頼りたくなるのはみんな同じだ。

それが全くの他人の占いか、友人だったり親だったり、それぞれだ。

歴史の中でも為政者や政治家、多くの有名人も頼ってきた。

いいことを言われると嬉しくなるし、信じたくなる。

悪いことを言われると、不安になってどうしたらそれを回避できるかのアドバイスに縋りたくなる。

・・・私もそうだ。

でも、私にとって「占い」は、都合の良いことは信じて、そうじゃないことは忘れることにしている。(笑)

だから正直、あんまり「占い」に心酔しているタイプではない。


私の結婚にまつわる話


夫と実際に合う際に、背中を押してくれたのは友人のSだ。

時々チャットする間柄だったSが、旅行に行くのを迷っている私に、「会いにいきなよ。その人ときっと結婚する。と予言めいたことを言ったのだ。

その時は、「また~!」とか言って笑ってたが、あまりにも強く勧めるので、旅行を決意したのだった。

でも、そのことの前にも、ちょっと引っかかっていたことがあった。

かなり以前に、仕事の関係でたまたま紹介された占い師さんに「まあ、ちょっと寄ってきなよ」と言われて、占ってもらったことがある。

そして、その時の占い師さんからこんなことを言われたのだった。

「あなた、多分結婚は頑張って自分で動かないとできないタイプだよ。なぜなら、前世も誰かのお世話で結婚してたからね。あなたはずっと何代も前の前世から日本にいたようだよ。(委細省略)

今は結婚に興味ないかもしれないけど、一応伝えておくね。多分40歳で結婚するからそのあたりに会う人には気を付けておきなさいね。」

・・・実際に、私が結婚したのは、結局40歳。。。

何となく、結婚を決めた際に頭の隅に「ほんとに40歳で結婚するんだ。。。」というのがよぎったのだった。

もしかすると、あのように「予言」されていたから、そのように私が動いてしまったのかな?と思うほどに。

ちなみに、当時一番気になっていた仕事のことについては

「頑張んなさい。頑張れば成果が挙がるのは当然。要は努力すればそれなりに見返りはあるよ。」

と、ごく普通的な素っ気ない感想だった。(でも、まあ、その通り。笑)


いい事は信じて、悪いことは忘れる


恋愛や仕事について占ってもらった場合は、その時の自分の気分で「それ、いいな!そうなったらいいな!」と思ったことは信じて、それに向けて頑張ったりすればいいと思う。

「占い」という後ろ盾があれば、思い出しやすいし。

悪いことや耳に痛いことを言われた時は、自分を振り返る反省にすればいいかもしれないし、嫌だなと思ったらすぐに忘れればいい。

恋愛や仕事に、上手に活かしてこその「占い結果」だ。

自分を見つめるのに使ったり、出されたリミットを利用したりするのは効果的だと思う。

昔の「anan」の星占いで、「仕事運:今年は〇月にいいことが!」というのを楽しみに、その年に私はすごく仕事を頑張れた記憶がある。(笑)

こんな風に、張り合いに使って初めて、「占ってもらった意味」があるかも、とさえ思う。


でも、占いに引っ張られ過ぎも良くない。

自分の人生は、誰かに決めてもらうものではないからだ。

占い(そして、時には宗教など)に引っ張られ過ぎて、不幸になった例は、実は私の近いところに幾度かあったので、私はどちらかと言うと、そういうものとは今まで距離を取ってきた。

私個人の見解としては、「神様はいるけど、私をむさぼる存在ではない。」という程度で、神様の存在は信じているけれど、「どれ」とは決めない、という姿勢でいる。

(ちなみに、ヨーロッパやアラブで「無神論者」は「一種の狂信者」と同じ扱いを受ける場合もあるので、このスタイルが一番都合がいい、ということで便利であることも。

まあ、強いて言えば「既存の宗教の神様は、どうも融通が利かないから、自由がいいや。」

神様よりも、自分を信じる。だって、自分の心配を真剣にできるのは自分だけなんだから。

でも、教会やモスク、神社やお寺は大好きだし、最大限尊重している。(造形美と人の力ってすごい、とつくづく。笑)


実は、最近NetFlixで「ラスト・ツアーリ~ロマノフ家の終焉」を見たばかりで、いろいろ考えたり、思い出したことがあったので、今回書いてみた。


次回は、「親」についてちょっと書いてみたいと思う。



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