2010年からサーキュラーエコノミーを提唱、様々なリソースを提供する” The Ellen MacArthur Foundation"
Ellen MacArthurって誰や。。って思う方も多いと思いますが、
2005年世界記録を更新したソロ長距離ヨットの選手。引退と合わせて設立したチャリティー組織がThe Ellen MacArthur Foundation。
今では、業界の先駆者としてビジネス、政府そして教育機関とともにその輪を広げる活動をしています。サーキュラーエコノミーを聞いたことがない人向けのイントロページから、実際にサーキュラーエコノミーを実践するためのとても詳しい解説まで様々なリソースが無料で提供されています。
「サーキュラーエコノミーとは?」に書いてあった内容をハイライトしてお伝えします。
「サーキュラーエコノミーとは?」
https://www.ellenmacarthurfoundation.org/circular-economy/what-is-the-circular-economy
まず、これまで=産業革命以降〜現代に至るまでの生産と消費のスタイルとは?
>make-use-waste(作る、使う、捨てる)のリニアー(直線的)モデルを産業革命以降続けてきた。このおかげで私たちの生活は「とても効率的」に、そしてそれまで考えられなかった社会を実現してきた。ただ、この活動を続けてきたことで、資源は減っていくのに、捨てて資源に変わらないものは積み上がっていく社会になり、環境問題が発生している。
このままでいいのか?少しでもできることはないのか。それは社会の作り方で変えられるのではないかというのが、サーキュラーエコノミーの考え方の始まり。
Ellen Macarthur foundationが言っている、サーキュラー(循環)モデルは、
©️The Ellen MacArthur Fondation
"Design out waste and pollution>Keep products and materials in use>regenerate natural systems"
つまり、捨てないデザインによって作られてものを作り、再度使える資源・物質を世の中に流通させ、それが自然に還ることでまた新しいデザインのものを使える資源になる、生産と消費が繰り返される社会。
これが、サーキュラー(循環)エコノミーと彼らは定義している。
定義にはいろいろな語られ方があるので、様々な人の定義を聞くことは、物事の本質を考える上で必要だなっと思いました。
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