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なぜか再生数が10万以下の、最高のボーカロイド曲 3選
はじめに
久しぶりにnoteを使う時がきた!
長くてTwitterの文字制限には引っかかるし、じっくり見てもらいたい時に使うようにしてるから更新頻度は高くない私のnote……
私がメインに使っているTwitterを初め、西暦2024年・令和6年現在のインターネットには溢れんばかりの様々なSNSで満ちている!
Youtube、ニコニコ動画、tiktok、Instagram、、
動画・写真類のSNSだけでこれだけある!しかも全て毛色の違うタイプ。
これだけSNSが多いのは昔と比べてインターネット利用者が格段に増えたからであり、大小様々なコンテンツが彼らによって作り上げられてはインターネットの底へ消えていく……
つまり当然、インターネットを主戦場にするボーカロイド曲にも同じことが言える!
インターネットという膨大な電波の海の中 荒波にもまれ、まだ日の目を浴びていないでいる…… そんな感じの曲たちを紹介したい。
(delete)
まずはこちら、RUVIEEさんというボカロPの楽曲。
曲名はタイトルには書いていないのですが、Spotifyのタイトルと概要欄から見て「delete」と呼称します。
こちらのボカロ曲、なんと再生数4000台。なんかの間違いでしょう?!
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この方の作る曲は特に音作りが心地よく、透き通る様なサウンドとサイバーコアらしい反響する重低音で構成されていて、そね中でもこの"delete"という楽曲は可不ちゃんの浮遊感ある声色と引き込まれる重低音、水晶のように柔らかく輝くサウンドのきらめきに包まれ、一瞬で水晶のような音の世界観に引き込まれます。
この曲を1番最初に紹介したのはどうてもこの方の曲を誰かに共有したかったからで、全てこのnoteで紹介するとあまりにも長くなるから厳選に厳選を重ねてこの曲に決めました。許して欲しい
だってこのクオリティでこの再生数はおかしいでしょう。さすがに見間違いだと思って何度も確認してしまいましたよ、再生数とクオリティが見合ってない!
個人的には、数あるボーカロイド曲の中で最も“綺麗“という文字、表現が似合う曲だと思います。
isomers
こちらはSpotify経由で知りましたが、MVも非常に精巧に作られており、一度はYouTubeでお楽しみ頂きたい1曲。
個人的なすきすきポイントは、イントロや所々で逆再生のようなメロディーで曲調が進行するのですが、MVと相まって思い出を遡るような演出に聴こえる、非常に切ないような気持ちになる曲です。
MVの途中でドット絵になるのは、思い出が色褪せるということを表した演出でしょうか。若さ溢れる歌詞も相まって、雪解けのように消えていく記憶を追いかけるような美麗なボーカロイド曲になっているように感じます。
ちなみにあと2000再生弱で再生回数10万。よくよく考えたらギリギリマイナー……と言えるかくらい。ほとんど好きな曲を共有したいだけのnote記事なので許して欲しい、、これが公開される頃には、10万以上再生されててもおかしくないですね………
以上、n番観測地からお届けしました。
最後に紹介するのは「以上、n番観測地からお届けしました。」という曲。
柔らかなピコピコサウンドと浮遊感のあるメロディーで構成されたこの曲は、どこか懐かしさと切なさを覚える曲調で、まるで誰かの受信を待ち、漂う電波のような世界観が美しい。
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フリルのついたスク水に、猫耳のような頭部モジュール、大きくつぶらな瞳。
まるで2000年代インターネットの美少女像を形にしたような、この不思議な少女が我々に向けて淡々と、言葉を紡ぐように歌詞が進んでいくので、この曲の世界をまるで彼女の傍らで見ているかのように感じ取り易い。
まるで曲を聴いているというより、この曲を通して彼女と「対話している」ように錯覚する作品になっています
MVにもメロディーに隠されたメッセージが描写されているので、こちらもぜひ投稿されているYouTubeやニコニコ動画で直接見て欲しい一作です。