二十五、二十一視聴完了。青春時代を思い出して胸が熱くなった話。
こんにちは!
「二十五、二十一」を観終わりました。
思っていたよりめっちゃよくて、観終わって1週間は経っていますが、いまだに余韻をひきずっています。
リアルな時代背景と若者の青春を描いている
IMF危機、9.11同時多発テロ、コロナによるパンデミック、と実際に起きた出来事の中で、
90年代後半と現代が交差する描き方がまず秀逸!
ちょうど主人公のヒドがわたしと同世代なので、自分の高校生や大学生時代を思い出しながら、、
(ヒドほど熱中したものも、輝かしい実績もないけれど、、)
昔、日本のドラマ「オレンジデイズ」を観ていた時も、ちょうどリアルタイムで同世代の話で、共感しながら観ていたのを思い出しました。
日本と韓国で文化は多少違えど、ポケベルとか、ファッションとか、なんか懐かしくなるシーンがたくさんあって、そういう意味でも楽しめました。
誰もが経験したであろう、その時しか経験できない青春時代が眩しくて、せつなくて、胸がきゅっとなりました。
修学旅行のシーンとか、うらやましいぐらい眩しかった。
あぁ、若いっていいなぁって。(笑)
だけど、楽しかったり輝かしいことばかりじゃなくて、時代に翻弄されたり、家族の問題に振り回されたり、体罰とか当時の社会問題にぶつかったり。
苦しみながら、それぞれの生き方を模索していく姿が、本当にていねいにリアルに描かれていて、心を打たれました。
ヒドとイジンの、くっつきそうでくっつかない、くっついたのにうまくいかない、っていうのにはほんとにモヤモヤしたけれど…。
最後、あらら結局ふたりは結ばれなかったのね…っていうところも残念ではあったけど、妙にリアルでした。
本当に大好きだった人とは、青春時代の切なくて愛しい思い出として残る方がいいってパターンもありますよね…!
高校生を違和感なく演じる俳優さんがすごい
主役のナ・ヒドを演じたキム・テリさん。
実際は30歳過ぎてるのに、高校生の役がなんの違和感もない!!
童顔ではあるけれど、動きとか子どもっぽい表情とかもめっちゃ高校生だし、逆に30歳過ぎてるように見えない!!!
フェンシングも難なくこなしてるし!
でも、最後の方で20代後半になったヒドの時は、大人っぽく見えたので、演技がすごいんですね。
他の俳優さんも、実際は20代とかなのに、高校の制服姿がさまになってて、すごいなと思いました。
ペク・イジンを演じたナム・ジュヒョクさん。
「スタートアップ」を観たのが初めましてだったんですけど、ちょっと情けない困ってる感じが母性本能くすぐりますね。(笑)
スタートアップのドサンとは違い、今回は頼りがいのあるお兄さんの役。
でも、一家離散になったり、仕事と恋愛の間で苦しんだり、やっぱりちょっと困ってる感じが上手!!
今回またいっそう好きになりました♡
あと、5人で歌う曲がなんかよかったなぁ~~
決して上手じゃないんだけど、その素人感がほんとにその辺にいる高校生が歌ってるみたいな感じで。
観終わってからもOST時々聴いています♡
あにゃ的評価
★★★★★ (4.5)
最初フェンシングのシーンが多くて、ん?スポ根ドラマ?今の気分じゃないかも~と思ったんですが、
観ていくうちに、キラキラの高校生の青春とか自分ではどうしようもできない苦しみとか、
友情とか愛情とか、いろんなテーマが詰め込まれてて、気づけば引き込まれていました。
今青春真っ只中の人も、わたしみたいなあの時代懐かしい~って人も、楽しめる作品だと思います!!
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