ギフテッドと発達障害の違いはあるか?
あくまで憶測の域を出ないが、
現在日本ではギフテッドと発達障害の仕分けが行われている。
ギフテッドに関して説明できる人はこの世界に1人もいないにも関わらず。
ギフテッド=すごい(プラス)
発達障害=すごくない(マイナス)
この認識は改めておいた方が良い。
発達障害もギフテッドも論文を読む限り特性は一緒である。
どっちが良くてどっちが悪いという話ではない。
同じ特性を持っているのだから、一緒なのだ。
その特性を人前でコントロールできるかできないかによってギフテッドと発達障害は分けられる。
しかしギフテッドと発達障害はわざわざ分ける必要ないくらい、立ち位置は一緒なのだ。特性が同じなのだから。
ギフテッドでも発達障害でも土俵は同じなのだ。
拝金主義の弊害
では、なぜ同じ特性なのに分ける必要があるのか。
これは資本主義の名のもとに、10年後のマネタイズポイントを作っていると言っても過言ではない。
日本ではギフテッドは勝ち組、発達障害は問題児的な見方がある。
わざわざ良い方と悪い方という分け方をするとどういう現象が起きるだろうか。
【例】
ギフテッドのAくんと、発達障害のBくんがいたとしよう。
2人の特性は、ほぼ一緒である。
特性を人前でコントロールできるAくんと、
特性を人前でコントロールできないBくん。
BくんがAくんに近づこうとすると、Aくんが手前に穴を掘る。
するとBくんは穴に落ちる。
穴に落ちたBくんを見て、「僕が必要だよね?助けてあげるから100万円払って」とAくんがいう。
相手を落とすことで、その相手を助けることができるのだ。
これが今日本がやっていることである。
日本は優越感に一番お金を使う国だ。
本当は劣っている人なんて1人もいないのに、
わざわざ固有名詞を作って悪いほうを作ることで、優越感を得ることができるのだ。そして悪いほうはお金を払って引き上げてもらわないと優越感を得ることはない。
ギフテッドを広めている人が、IQ130以上のMENSAの人だったりどこかの大学の教授だったりする。
すると拝金主義の日本人は「この人の言ってることは正しいはず」となる。
そしてそこにお金が集まる。
そういう人たちがギフテッドを優勢遺伝、発達障害を劣勢遺伝として伝えている。
これが拝金主義の弊害である。
先ほども述べたように「ギフテッドと発達障害の特性は同じ」であり、着目すべきは「特性」なので、優勢か劣勢かを決める作業はいらないのだ。
ギフテッドを証明できる人は1人もいない
ギフテッドを資本主義の道具に使うのは間違っている。
ダメな方をたくさん作れば、自分たちがいかにすごいかを証明することができる。
これを放っておくと、必ず増えていく。
これが広がっていった何年か先は、必ず数対数になる。
そうなる前に、日本人は認識を改めておいた方が良い。
「ギフテッドを証明できる人は1人もいない」
憶測の域をでないが、ギフテッドと発達障害の特性はほとんど同じである。
であれば、皆ほとんど同じなのである。
着目点は「特性」であり、
拝金主義の名のもとに、わざわざ優劣を証明する必要などないのである。
もし自分が間違った認識をしているかもしれないと思った人は、今のうちに声をあげておいて欲しい。
⬇️思考を生み出す絵本「トラジとルーシー」⬇️
⬇️トラジとルーシーを一緒に盛り上げてくれる隊員様募集中!⬇️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?