【第二新卒転職で必要なこと】

新卒採用ならガクチカ?中途採用なら実績?とタイミングによって求められるものは様々だと思います。では、第二新卒における中途採用では何が必要なのでしょうか。主に3年以内に転職した私が、評価されたと思う重要なポイントを挙げていきます。はじめに言いますが、大きな実績はありません。

1.質の高い職務経歴書
2.ポテンシャル
3.考え方

すごく抽象的に行くとこの3つだと思います。それぞれ詳しく書いていきます。

1.質の高い職務経歴書
新卒採用で言うESみたいなものです。中途採用には、基本的にESはなく、自身の経歴や資格、自己PRをまとめたものを提出して、書類選考に進みます。
つまり、最初の壁です。特に第二新卒にとって、まともな職歴なんてありません。実績もそんなにないと思います。なので上手に書かないといけませんし、あまりにも書くことが無いようでしたら、書類選考に通りません。
そこで、これから転職したいというのであれば、自分が胸を張って頑張ったポイントや工夫したところを書けるように、仕事に取り組むことをオススメします。実績がそこまでなくても、自分で考え、取り組んだ経験があれば評価されます。また学生時代の経験と一貫性があれば説得力が増します。例えば、「学生時代は~を工夫してうまくいった、だから仕事でも~」みたいな感じで繋がりがあると、再現性や説得力が増し、ポテンシャルを感じてもらえるのではないでしょうか。
そして、ある程度の内容があれば、転職エージェントがきれいにまとめてくれます。本当に向き合ってくれるエージェントは、ここでかなりしっかりとしたものに直してくれると思います。少し直す程度だった場合、たくさんある案件の一つにカウントされているかもしれません。文章が下手な私でさえ、エージェントによる差を大きく感じました。最後までお世話になったエージェントに添削してもらった職務経歴書では書類選考の通過率もグッと上がった気がします。

質の高い職務経歴書をつくるために必要な事をまとめると
(1)実績はなくともしっかりと書ける経験を積む
(2)転職エージェントにしっかり添削してもらう

職務経歴書をつくるのは面倒ですが、面接に進めるかどうかの大きなポイントになっていると思います。

2.ポテンシャル
第二新卒はポテンシャル採用だと思います。中途採用は、即戦力を求めていることが多いですが、第二新卒において、そこまで即戦力を求めているとは思いません。第二新卒のメリットは一般的なビジネスマナーがあったり、活躍できるかどうかのリスクが新卒より判断しやすいことじゃないでしょうか。新卒よりも再現性のあるポテンシャルを見られていると考えています。
学生時代にできたことは、ビジネスでも活かせているのか、ビジネスの場でも頑張れる人間なのか。これを証明できれば、採用に近づくと思っていました。それは実績でなくても、取り組む姿勢、プロセスでもいいと思います。仮に現職で成績を出せていても、次の仕事でも成績を出せるかはわからないので、そこに至る考え方や、取り組みをみて、新しい職場に来て成果をだせるか見ているのだと思います。

3.考え方
この人またすぐに辞めちゃわないかな?ってことです。第二新卒の難しいところは、職歴が浅い、つまりファーストキャリアをすぐに辞めようとしていることです。企業にとっては大きな損失になっていることは間違いないです。またすぐに辞めてしまう人材を採用することは、基本的に避けたいはずです。だから、考え方や言葉から、そこを探りたいはずです。
私が気を付けていたのが、「なぜファーストキャリアを選択し、やめようとしているのか」という問いに対して周りのせいにしないこと、自分の非は認めることを意識していました。もちろんファーストキャリアに嫌な部分を感じているからこそ、転職を検討すると思うのですが、それを文句にして伝えてしまうと、子供っぽさが出てしまいます。その中で自分なりに頑張ったこと、できなかったことを正直に話すことを意識すれば、伝わり方が変わってきます。考え方を変えることで、ネガティブな印象をできるだけ抑えることができると思います。

ダラダラと書いてしまいましたが、早期に転職をしたいと思ったのであれば、自分なりに頑張ることが大事だと思います。そうすれば、次のキャリアであったり、その仕事で見えてくるものもあると思います。


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