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英語の遊戯三昧

水無月の夜、長年の英語との戯れから韻を踏む「いとおかし」な表現など、いくつか連想してみました。(Rhyming English Idioms)

  1. Okey -dokey
    オキドキ~、OK のカジュアルなスラングですね。イタリア系白人おばさんのジーナが、テンポよく使っていたのが印象的です。
    「あいよ~」「よしきた」「ガッテン承知」と少し古臭い感じかも。

  2. Super-duper
    これまた、韻を踏んでリズミカルに強調するイディオム。
    ラブコメ小説・映画(2001年公開)の「Bridget Jones's Diary」で、主人公のブリジットが多用しています。カジュアルで若干古めかしいおどけ。
    「超すごい」「めっちゃ」「ものすごい」といった軽快なリアクション。

  3. Whipper-snapper
    こちらも「Bridget Jones's Diary」からご紹介。
    「鞭を鳴らす人」という意味から派生、語源は17世紀に遡るらしい。
    「生意気な小僧」「こしゃくな青二才」「取るに足らん若造」

  4. Inner-poise
    「Bridget Jones's Diary」恋愛とダイエット生活に悩み、お酒と煙草から離脱を目指すブリジットが、自分自身に何度も言い聞かせる言葉。
    「内面の磨かれた安定性」「内なる自信と美しさ」
    New Year's Resolutions: develop inner poise and authority and sense of self as woman of substance.
    「心の落ち着きと威厳を備え、しっかりした女性として自己を確立する」

  5. Topsy-turvey
    Tipsy「ほろ酔い」と類似して、「逆さま、あべこべ」「めちゃくちゃ」といった意味合い。語源は16世紀以前と言われ、「最高点」を意味する「top」と、古代ゲルマン語「terbanan」に由来する「terve」(回転する)を組み合わせたものだそうです。

  6. Silly-willy
    「行き当たりばったり」「無計画なお馬鹿さん」
    「Winnie The Pooh」(くまのプーさん)に、「Willy nilly silly old bear」として登場するフレーズ。最近では、ノルウェーのシンガーソングライターMonica Heldalが「Silly Willy」という曲を歌っています。

  7. Wishy-washy
    WishyはWish「願う・願望」から、一方で馴染みのないwashyは「水っぽい、薄い」の意味だそうです。このペアで「優柔不断な」「煮え切らない」「はっきりしない」と人に対して主に使う口語表現。

  8. Mishmash
    色々な種類のものが「ごた混ぜ」「寄せ集め」になっている意味。
    レイモンドチャンドラー「長いお別れ」P203(23章)から引用
    “When it's good it comes easy. Anything you have read or heard to the contrary is a lot of mishmash.”
    「いい仕事は苦労をしないで書けるときだ。反対なことをいう奴もいるが、みんなでたらめだ

  9. Fuddy duddy
    「時代遅れ、古臭い考えに固執する、小うるさい」人へのスラング
    Texas州の newspaper のThe Galveston Daily News (1889年)にて記載されているのが、初期の記録だそうです。

  10. Hoity-toity
    「偉そうな」「横柄な」「軽薄で気取っている」「上から目線」
    17世紀の「乱暴な行動」に遡り、オランダ語heiden「粗野」やフランス語で「高い屋根」を表すhaut toitに由来、Haughty「傲慢、不遜な」 の語源にも紐づいてるようです。

  11. Tough-cookie
    せんべいと違って噛めないほど硬いクッキーはなさそうだけど、「タフな、気丈な、芯の強いたくましい(男女ともに)」に使われます。反対は、Softie 「お人よし」なんですね。若かりし頃、上司だった元海兵隊出身のドイツ系アメリカ人トムが、仕事の交渉相手を、あいつは'Tough-cookie'だ、と表現する場面が、思えばしっくりきました。


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