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スタジアムの歓声に呼ばれて

執筆・撮影:ディギー
編集:タケゴラ
サムネイル:AKIRA

初めましてディギーです。
ANTLOVERS BARは10回に1回顔を出し
基本DAZN観戦、関東アウェイを年2~3回、ホームは年1回(大体開幕戦)
ライター陣の中では多分一番のユルサポです。
特定の推し選手はおらず、箱推しです。

今回は鹿島アントラーズサポーターになったきっかけを紹介します。
すでにANTLOVERS MAGAZINEで掲載されているAKIRAさんLOVINさんパダワンさんのストーリーを踏まえて、自分についても振り返ってみたくなり、みなさんと共有できればと思います。

-サッカーをできなかった幼少期-

2002年 日韓W杯の時
当時小学3年生のぼくはベッカムかっこいい〜と思いサッカーしたいと親に半年間懇願し続けるが、圧倒的巨人ファンで大学まで野球を続けていた父親の牙城を崩すことができず…

ふとある日、何を思ったか野球やりたいと伝えたら、なんと父親はその当日中に地元の野球チームに申請を出すことに…!

これが大人のやり方か…
自分からしたいと言ったけどさ!!

結局そこからは小学校と高校時代アメリカ留学中に野球をやっていました。
ちなみに右投げ両打。ショートかセカンド。

ウイイレは好きだったから有名選手の名前はわかるけど、代表戦以外全く観たことなく、Jリーグを観戦するという選択肢がない10代を過ごしていた。

-スタジアムから聞こえる歓声-

大学入学を機に上京 2013年8月28日のこと
気になっていたハンバーガーを食べ終え、外の空気も気持ちよかったのでちょっと遠回りして歩いて帰っている時だった。
旧国立競技場から大きな歓声と太鼓の音が聞こえてきた。

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どうやらFC東京-サガン鳥栖の試合をやっているらしい
せっかくだしサッカー観ながらビール一杯飲むか〜くらいの気持ちで国立に吸い込まれた。
チケット売り場に行くと席を選ばなくてはいけない。
私「とりあえず2番目くらいに安いやつで」
売り場の人「ホームとアウェイどちら側でしょうか」
私「ホーム…?アウェイ…?」
どっちがどっちかもよくわかっていない状態だったけどホームのが響きいいし、そっちでいっか!

試合は2点ビハインドから後半終了間際の4分間でFC東京が追いつき2-2
その直後、鳥栖の豊田選手の決勝ゴールが決まり2-3で鳥栖の勝利で試合終了

サッカーすげぇぇぇ
Jリーグ面白ええええぇ
というかサポーターたちの熱量すごい
なんだこの高揚感

また観たい!
このマグマの中に入ってみたい!
でもせっかくならどっちか応援できる環境を整えて、あのサポーターみたいに一喜一憂してみたい!

初めてJリーグのことについて調べることにした。

どうやら地元茨城県にJ1でやっているチームがあるみたいだ。
順位表を見る限り強いらしい

しかも10月には同じ国立でFC東京とやるじゃないか
これはチャンス…!
アントラーズ側でもう一回観よう。
ただ一人じゃ怖いし…とmixiで「鹿島アントラーズ」とコミュニティー検索

ほうほう
現地で支払えばチケットも手配してくれるのか。
しかも30~40人も一緒に観る仲間がいるみたい
ゴール裏という場所で観戦するみたいだ。一番アツい席らしい。
初めてのゴール裏であることを伝えるととても優しく接してくれたくさんのことを教えてくれた。
知識が増えるとその分愛着が湧き、勝った時に嬉しいし負けた時に悔しい。
いっぱい質問したし、優しく教えてくれた人たちに出会えてよかったと思った。

その中の一人に、本MAGAZINE編集長のタケゴラくんがいた。
同い年だったし、たくさん話しかけてくれた。
今でもこうして一緒に試合観に行ってる仲になるとはその当時思っていなかったけど…笑

その試合は開始9分でアントラーズが立て続けに2ゴール!
結果は4-1と圧勝!
サッカーをよくわかっていない私でも鹿島アントラーズが強いことは理解できた。

試合終了後
勝ち点3のポーズで集合写真を撮り
一緒に観戦していたメンバーで飲みに!

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この日の体験がとても楽しくて
より知りたくて
よりこの興奮を味わいたくて
鹿島アントラーズを追いかけるようになった。

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テレビの中にいるような赤の他人にぼくは夢を託すことにした。

書いた人

ディギー
茨城県八千代町出身
ANTLOVERS MAGAZINEいちのユルサポ
サッカーと関係のない人生を歩んでいたが、2013年にアントラーズと出会い
今では人生の大きな部分を占める存在に…
音楽が好きでDJやったり、インテリアが好きでYouTubeで配信したり、人と旅行が好きすぎてヒッチハイクしたり、写真がうますぎるとネットで話題に!?
最後の晩餐は絶対関西風すき焼き。
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