2021年J1第27節 横浜F・マリノス戦 データプレビュー
Match Data
鹿島アントラーズ
5位(13勝5分8敗44得点25失点)
直近の戦績
・8/9 リーグ 湘南戦(A) ○2-1
・8/15 リーグ 徳島戦(H) ○3-0
・8/18 天皇杯 長崎戦 ○3-1
・8/21 リーグ 神戸戦(A) ●0-1
・8/25 リーグ 清水戦(A) ○4-0
主な欠場者
山田大樹、広瀬陸斗、ファン・アラーノ
清水エスパルス戦のハイライト動画
横浜F・マリノス
2位(19勝5分2敗60得点21失点)
直近の戦績
・8/9 リーグ 清水戦(A) △2-2
・8/12 リーグ 名古屋戦(H) ○2-0
・8/15 リーグ 大分戦(A) ○5-1
・8/21 リーグ 仙台戦(H) ○5-0
・8/25 リーグ 鳥栖戦(A) ○4-0
主な欠場者
なし
今夏の動向
・IN
ケヴィン・マスカット(※監督)
宮市亮(←FCザンクトパウリ)
杉本健勇(←浦和)
・OUT
アンジェ・ポステコグルー(※監督)
オビ・パウエル・オビンナ(→栃木)
伊藤槙人(→磐田)
高野遼(→磐田)
樺山諒乃介(→山形)
オナイウ阿道(→トゥールーズFC)
サガン鳥栖戦のハイライト動画
前節の両チームスタメン
今季対戦時のハイライト動画
Point1 絶好調マリノス
ケヴィン・マスカット監督就任後の横浜FMの戦績
・8/6 リーグ G大阪戦(A) ○3-2
・8/9 リーグ 清水戦(A) △2-2
・8/12 リーグ 名古屋戦(H) ○2-0
・8/15 リーグ 大分戦(A) ○5-1
・8/21 リーグ 仙台戦(H) ○5-0
・8/25 リーグ 鳥栖戦(A) ○4-0
今節鹿島が対戦するのは2位横浜FM。前節から中2日で上位をひた走るチームとのアウェイゲームという、厳しい一戦になる。
今季の横浜FMはシーズン途中にアンジェ・ポステコグルー前監督が電撃退任。新監督にシント＝トロイデン元監督のケヴィン・マスカット氏を迎え入れたが、監督交代の影響を感じさせずに好調をキープ。マスカット新監督が指揮を執っている8月からは5勝1分と好成績。直近は4連勝中で、2試合連続完封中で、首位川崎Fとは勝点1差とその背中をハッキリと捉えつつある。
さらに横浜FMで特筆すべきが、マスカット新監督就任以降の全試合で複数得点を記録していること。それぞれのゴールシーンを見ても、相手ペナルティエリア外側のポケットと呼ばれるゾーンに侵入してのゴールが多く、ポステコグルー前監督から継続してきたアタッキングフットボールが、見事に引き継がれていることが見て取れる。この横浜FMを相手にするとあれば、当たり前ではあるが一筋縄ではいかない試合となることは間違いない。
Point2 マリノス戦は5連勝中
鹿島の直近の横浜FM戦戦績
2019年 リーグ 第9節 ●1-2(A)
2019年 リーグ 第22節 ○2-1(H)
2019年 天皇杯 ラウンド16 ○4-1
2020年 リーグ 第5節 ○4-2(H)
2020年 リーグ 第31節 ○3-2(A)
2021年 リーグ 第14節 ○5-3(H)
そんな横浜FM相手ではあるが、鹿島としては好相性を誇っている。現在横浜FM戦は5連勝中、昨季は5年ぶりにアウェイで勝利を飾り、今季も5月のホームゲームでは土居聖真のハットトリックもあって撃ち合いを制している。
こう見ていると、直近4試合は鹿島が全て3ゴール以上奪い、トータルでも5ゴール以上生まれている出入りの激しい試合となっている。横浜FMのアタッキングフットボールを上回る鹿島の攻撃力で、今節も勝利を掴み取りたい。
Point3 バースデーのマリノスキラー
横浜FMに滅法強い選手と言えば、上田綺世だろう。プロ初ゴールを横浜FM戦で奪うと、これまで出場した横浜FM戦は全試合でゴールを記録。4試合5ゴールと抜群の戦績を残しており、その全ての試合でチームを勝利に導いている。
そんな上田は試合当日の8月28日が23歳のバースデー。今季、鹿島ではすでに犬飼智也が5月12日の名古屋戦でバースデーゴールを奪い、勝利で自身の記念日に花を添えている。また、過去をさかのぼれば白崎凌兵や大迫勇也もバースデーゴールを決めており、その時もチームは勝利している。上田も先輩たちに続き、自らの祝砲で勝利を祝えるか。
書いた人
タケゴラ
東京都出身。ANTLOVERS MAGAZINEの一応編集長。アントラーズとは2000年に出会って以来、20年超のお付き合い。好きが高じてアントラーズのマッチレビューを書くようになり、2020シーズンは全試合投稿。実体は丸の内OLとの一説も。フルーツサンドは正義。
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