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5分でわかる2021鹿島アントラーズ選手名鑑

執筆・写真提供:タケゴラ
サムネイル:AKIRA

GK

No.1 クォン・スンテ

クォン・スンテ

36歳
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在籍5年目を迎えた韓国人ゴールキーパー。ピッチ外は菩薩のような笑顔で後輩に優しく接するが、ピッチに立てば修羅の形相でシュートを止め、ハイボールをことごとくキャッチする。昨季はチームが繋ぎの部分を重視したことや、スンテ自身が調子を崩したこともあって守護神の座を明け渡すと、そのまま最後までベンチを温め続けることに。ゴルフ大好き。

No.29 早川友基

早川友基

新加入
21歳
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明治大では3年生時にリーグ戦とカップ戦含む5冠、4年生だった昨季もリーグ戦連覇に大きく貢献したゴールキーパーが満を持して加入。安定感があり、基礎技術もしっかりしている。組み立てにも苦も無く参加できる現代サッカー向きのキーパーだ。一年目から守護神争いに殴り込みをかける。大学では経営学部。

No.31 沖悠哉

沖悠哉

21歳
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昨季飛躍した鹿島の新守護神。夏場にチャンスを得ると、そのまま一気にレギュラーの座をつかみ取った。キックの質が正確で、一本のパスで局面を変えられるプレーはまさに鹿島のエデルソン。ビッグセーブも多く、昨季は先輩たちが招いたピンチを数多く救ってきた。男2人でTDLに行ったことを後輩にイジられ続ける寮長。

No.38 山田大樹

19歳
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昨季はルーキーイヤーながらリーグ戦で出場機会を得た、期待の長身ゴールキーパー。長い手足を活かしたセービングはもちろん、左足でのキック精度にも自信を持つ。判断力を磨き、今季は再びチャンスを掴み取りたい。寮の部屋は他の若手のたむろする場所とされ、しょっちゅう荒らされてるらしい。

DF

No.5 杉岡大暉

杉岡大暉

22歳
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フィジカルを活かしたパワフルなプレーが持ち味の左サイドバック。積極的なオーバーラップで左サイドを切り崩してチャンスを作り出せるが、昨季はチームに中々フィットできずその良さを見せる場面も限られてしまった。今季は巻き返しを期す。顔はどう見ても22歳のそれではない。

No.14 永戸勝也

永戸勝也

26歳

高い左足のキック精度を持つ左サイドバック。守備でも相手アタッカーに粘り強い対応で穴を開けない、計算のできる男。昨季はその左足が中々ゴールやアシストに結びつかなかったが、鹿島に慣れた今季は多くの歓喜を生み出してくれるだろう。遠征の時には自分のシャンプーを持参する派。

No.22 広瀬陸斗

広瀬陸斗

25歳
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クロスの質の高さは過去の鹿島のサイドバックの中でもトップクラスに高い右サイドバック。昨季はケガでフル稼働こそ出来なかったが、その正確なクロスでエヴェラウドや上田綺世のハンマーヘッドを何度も引き出していた。今季は守備の安定性に磨きをかけ、フル稼働を狙う。今季から選手会長に就任したが、結構毒舌。

No.23 林尚輝

新加入
22歳
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関西リーグ3連覇を果たした大阪体育大でゲームキャプテンも務めた男が鹿島に加入。空中戦と対人プレーに絶対の自信を持つセンターバックで、足元の技術も高くボランチでプレーすることも出来る。大学ではスポーツ心理学を専攻していて、3年連続で学業優秀者と成績優秀。

No.28 町田浩樹

町田浩樹

23歳
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190cmの長身&左利き、というサッカープレイヤーなら誰もが憧れるハイスペックを持つセンターバック。空中戦だけでなく、昨季は地上戦でも成長の軌跡を見せ、相手にぶち抜かれることが激減。攻撃でも起点となるパスで存在感を示した。今季はレギュラーを確固たるものにする。あいみょん、YOASOBI、King Gnu、緑黄色社会と最近のJ-POPでイケてるアーティストは大体守備範囲。

No.32 常本佳吾

常本佳吾

新加入
22歳
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明治大から加入した右サイドバック。運動量豊富でキックの質も高く、サイドバックとしてあらゆるプレーのレベルが高い即戦力だ。センターバックやボランチもこなせるなど、プレーヤーとしての幅も広い。昨季は特別指定選手としてチームに参加し、リーグ戦デビューも果たした。内田篤人とは高校時代にアディダスの企画で共演しており、寮の部屋も内田が使っていた部屋を使っていた。

No.33 関川郁万

関川郁万

20歳
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対人戦に絶対の自信を持つセンターバック。空中戦では相手に制空権を渡さず、仕掛けてきたFWをハードタックルで封殺する。左右両足から強くて正確なパスを長短問わず繰り出せるのも武器。成人祝いで袴を着た写真はどう見ても若頭の出世祝い。

No.39 犬飼智也

犬飼智也

27歳
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昨季頼もしさが一気に増したセンターバック。DFリーダーとしてのライン統率、対人戦、組み立ての中での攻撃の起点となるパス出し、どれも大きく成長し、鹿島の最終ラインには欠かせない男となった。覇権奪回には彼のフル稼働が必要不可欠。キャンプにコーヒー、釣りととにかく多趣味。

MF

No.4 レオ・シルバ

レオ・シルバ

35歳
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鹿島に今季も君臨するキングオブハッピーターンにしてルンバ1号。ダルそうに走りながらも鬼のようなスピードでボールを刈り取っていく力強さはJリーグでもトップクラス。昨季は爆死覚悟の突撃ドリブルこそ減ったが、攻撃面でもテンポを変えるパスの出せる、攻守両面で違いを見せる男。子どもの頃は歌手になりたかった。

No.6 永木亮太

永木亮太

32歳

鹿島屈指のド天然にしてルンバ2号。年々首が短くなるレベルで鍛えられた上半身を武器にした高いボール奪取力、疲れ知らずの運動量で中盤を制圧するボランチ。サイドバックや2列目もこなすし、セットプレーのキッカーとしての信頼も厚い。最近ハマった食べ物は「餃子の王将」の餃子。

No.7 ファン・アラーノ

ファン・アラーノ

24歳
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切り替えの鬼。ミスは決して少なくないが、ボールを失うと即切り替えて猛烈な勢いでボールを奪い返すアタッカー。ボールに吸い寄せられるかの如くボールに触りたがるし、そのくせシュートチャンスは結構フイにしてるのだが、何だかんだで数字は残している。地味にキックの精度は高いし。大食いらしく、ブラジル人選手たちにも「宇宙人」と呼ばれている。

No.8 土居聖真

土居聖真

28歳
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万能型のアタッカー。FWに近い位置や2列目などチームオーダーによって様々なポジションをこなし、キレのあるドリブルや流れを変えるスルーパス、時にはゴール前への虚を突いた飛び出しでチャンスを作り出す。鹿島というチームは、土居聖真のパフォーマンスが良い時は調子が良いというバロメーターがあります。人見知りで昨季はルーキーたちとほとんど絡めていないらしい。

No.11 和泉竜司

和泉竜司

27歳
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攻撃センスと献身性を兼ね備えたアタッカー。味方とのバランスも取りながら、キレのあるドリブルで相手ゴールに迫る。状況に応じて、サイドバックもこなせるユーティリティ性も武器。昨季は何故かシュートが中々入らずそれで落とした勝点も少なくなかっただけに、今季は数字にこだわっていただきたいところ。飼っているトイプードルを溺愛している。

No.13 荒木遼太郎

荒木遼太郎

19歳
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鹿島に降り立った異能。先を読む状況判断、相手の逆を突く動き出し、正確な技術とポジショニング、どれも一年目とは思えないプレーぶりを見せて、昨季攻撃陣の一角を担った。今季は背番号も変わり、さらなる飛躍を期す。プレーの落ち着きぶりとは対照的に、昨季の終盤から髪の色はどんどんチャラさが増してきていた。

No.17 アルトゥール・カイキ

アルトゥール・カイキ

新加入
28歳
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今年のブラジル人ガチャその1。左サイドハーフを主戦場にするアタッカーだ。キック精度が高く、所構わず動き回るというより、味方が作ったスペースに入り込み、チャンスを狙うタイプのプレーヤーだ。相手の逆を突くドリブルも得意。とにかくヒゲがすごい。

No.20 三竿健斗

三竿健斗

24歳
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鹿島のダイソン。相手のボールを刈るその吸引力はどんな時でも変わらず。昨季は攻撃の変化に戸惑いを見せていたものの、徐々に適応。リーグ戦で3季ぶりのゴールも決めた。相手の足首ごと削りにいくタックルでカードが嵩んでしまうのがたまにキズ。食へのこだわりはチーム随一。

No.21 ディエゴ・ピトゥカ

新加入
28歳
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今年のブラジル人ガチャその2。左利きのボランチだ。精度の高いキック精度で攻撃を司る司令塔タイプ。前所属のサントスFCではレギュラーとして、コパ・リベルタドーレス準優勝の実績もある。サイコパスな殺し屋みたいな顔をしている。

No.24 小川優介

新加入
18歳
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昌平高から加入したプレーメーカー。166cmと小柄ながら、長短のパスで攻撃を操り、ドリブルで自ら敵陣を切り崩すことも出来る。ボランチでも2列目でもプレー可能で、スカウトの椎本さんは「大島僚太のようだ」と期待を寄せる存在だ。同期の須藤によると「いつもニコニコしていて、愛くるしい存在」とのこと。

No.25 遠藤康

遠藤康

32歳

日本人最年長となった生え抜きのアタッカー。小柄ながら高いキープ力とパンチのある左足を武器に、攻撃のテンポを作り出す。ベテランらしくチームを落ち着かせることも出来るので、今季も重宝されそうだ。ふくらはぎも大きいが、声も大きい。

No.26 須藤直輝

新加入
18歳
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昌平高から加入したアタッカー。高校時代は1年生から10番を背負って活躍。抜群のテクニックを活かしたドリブルで相手陣内を切り裂く。とにかくボールタッチが細かいので、相手にとっては足を出したら逆を突かれるという、めちゃくちゃ嫌なボールの持ち方が出来る選手だ。「すどう」ではなく「すとう」と読みます。呼んでほしいニックネームは「すっちゃん」。

No,27 松村優太

松村優太

19歳
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抜群のスピードとテクニックが武器のドリブラー。そのドリブルはルーキーイヤーから相手にとって脅威となっていた。守備の献身性なども兼ね備えており、フィジカルが伸びてくればもっと存在感が増してくるはずだ。必ず寝る一時間前にお風呂に入るというこだわりを持つ。

No.34 舩橋佑

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新加入
18歳
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ユースから昇格したボランチ。ボールを引き出すのが上手く、守備陣と攻撃陣を繋ぐリンクマンのような存在だ。キック精度にも自信があり、チャンスを作り出せる能力も高い。今季は新加入で小川やピトゥカなど似たタイプのボランチが加わりライバルは多いが、一年目からチャンスを窺う。

No.37 小泉慶

小泉慶

25歳
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鹿島のアニキにしてルンバ3号。昨季は本職のボランチではなく、右サイドバックとして起用されたが、豊富な運動量と対人戦の強さを武器にレギュラーに定着。プレーも徐々に板につき始め攻撃参加でゴールにも絡む意外性も見せた。今季は広瀬や常本がライバルとなるが、自身の持ち味を発揮してレギュラーの座は渡さない。仮免の試験に7回落ちたことがある。

No.41 白崎凌兵

白崎凌兵

27歳
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豊富な運動量とテクニック、フィジカルの強さが武器のアタッカー。ボランチから前のポジションならどこでもプレーできる万能さも魅力だ。昨季は調子を上げ、チームでの序列を上げ始めた時にケガをしてしまい、離脱。今季はそのリベンジを誓う。チーム屈指の小顔。虫が大の苦手。

FW

No.9 エヴェラウド

エヴェラウド

29歳
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昨季加入一年目でリーグ戦18ゴールを奪ったエースストライカー。圧倒的なフィジカルが武器で、滞空時間が長い空中戦に加え、前を向いた時の速さと強さは無双レベル。シュートも強烈かつ正確で、相手にとっては簡単に止められない存在だ。好きな日本食は焼きそばで、ゴールパフォーマンスは息子のリクエストに応じている。

No.18 上田綺世

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22歳
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昨季終盤に覚醒したストライカー。それまでは裏抜けからゴールが奪えるか奪えないかにプレーを全振りしていたが、フィジカルコンディションが整ってくると、ポストプレーなどの貢献度が増し、自分へのパスも増えてくるという好サイクルが確立。ラスト5試合で5ゴールという荒稼ぎで、初の2ケタゴールも記録した。大食いかつ甘党かつマヨラー。

No.19 染野唯月

19歳
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総合力の高いストライカー。高い身体能力とテクニックを併せ持ち、自らゴールを決めるだけでなく、ポストプレーなどチャンスメイクも得意とする。相方を選ばない万能型だ。ルーキーイヤーから出場機会を得たものの、ケガが多いのが難点。今季は完治させ、フルシーズン戦いたい。キレイ好き。

監督

ザーゴ

ザーゴ

51歳
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2年目を迎えたブラジル人監督。昨季は開幕4連敗など序盤戦は苦しんだが、戦術がフィットするにつれて復調。今季もポゼッションとプレッシングの二大巨頭を掲げて、チームをより熟成させて覇権奪回を狙う。内田篤人の引退への花道をしっかり作らせるなど超いい人だが、極度のインスタ芸人で結構大事な情報もインスタで漏らしてしまう。

書いた人

タケゴラ
東京都出身。ANTLOVERS MAGAZINEの一応編集長。アントラーズとは2000年に出会って以来、20年超のお付き合い。好きが高じてアントラーズのマッチレビューを書くようになり、2020シーズンは全試合投稿。実体は丸の内OLとの一説も。フルーツサンドは正義。
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