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残り枠が1人に 〜マッチングアプリde婚活もどき日記66〜

夜に浮かび上がる京都タワーを背に、

Yさん「じゃあ、また連絡します」

と言われたら、何も考えずに

「はい、また」

と応じてしまったけど、直後に

(——いや待て、「また」はえな。「また」会ったとして、何を話す?)

と自問自答しました。

今週水〜金にかけてマッチした2人と話を進め、うち1人と——もう1人は具体的な待ち合わせ検討の段階でこっちの返信を急かしてきたのが気に入らず、キャンセルかましたった——伊勢丹3階のマールブランシュのカフェでお茶してきました。

コーヒーも、洋酒のきいたモンブランも大変結構なお味でした。

が、結果的に、評定は「『可』ではある……可ではあるが……うーんしかし……」に留まりました。

お茶した後で京都駅の上の空中お散歩コースをうろついて、バイバイする時に

Yさん「楽しませられなかったかもですけど、僕は結構楽しかったです」

とか言ってたけども……。

ちなみに、京都市内在住の40代男子でした。

いま目の前に神様が現れて「3日後に牢屋にぶち込まれて終身刑になるか、こいつと付き合うかどっちか選べ」と言ってきたら選ぶかもしれないけど……くらいな感じでしょうか(昨日から、アマプラで観られる「世界名作劇場レ・ミゼラブル」にはまっている。作画はちょっとアレだが中身はほんまの名作である)。

これまでで最も高評価、かつ今もやりとりが続いているのはVさん(仮)なのですが、LINEするうちに、どうにも「自分ちに来て家事やってくれる人希望」的なニオイがするんですよね……。

「いくら話が弾んでも、そら無理やな……こっちは家政婦候補ちゃうぞコラ」

と、依然としてアプリでの活動は続けております。


ちなみに、このところの活動場所はずっと4つ目の海外発祥出会い系アプリです。
以前使っていた婚活アプリに比べ、表示される登録者は本当に玉石混淆の有象無象なので、8割5分くらいはスルーする感じでサクサク見ていくのですが——やっぱ時々、「なんかおもろいプロフ」は立ち止まって見てしまいますね。

たとえばこんなん。

「彼氏彼女とか堅苦しい感じより、気軽に飲みに行けて、できればそのまま大人の関係になれる人が1人いたらいいかなと思っています。既婚者でも全然大丈夫ですよ〜!」

何が「全然大丈夫」なのか、全くもって意味不明。
つか、お前は良くても相手は?
相手の配偶者から慰謝料請求されたら払う覚悟までできてるってことか。それならある意味すごいな……。

「既婚で4児の父親ですが、W不倫相手を募集中です。癒し合いたいです^^」

もはや「既婚」という文言にわざわざ驚きはしないのだが(多すぎて)、なにゆえ子供の数まで書いたのか? 全く理解が追いつかなくて逆に面白いプロフィール。

その「4児」について想像力を働かせることがないような、とことん頭が空っぽの相手を求めているということなんですかね?


既婚者NGアプリではないし大人のやることやから知らんけど、

プロフ画面スクショして「不倫疑惑晒しサイト」とか作って載せたら面白そうやな……かつての2ちゃんのヲチスレみたいに、既にどっかにあるのかもしれんけど……。

——なんて想像を巡らせつつ、新たな出会いを開拓すべく、引き続きスワイプ作業に勤しみます。

読んでくださり、ありがとうございます。 実家の保護猫用リスト https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/25SP0BSNG5UMP?ref_=wl_share