明日８人め、明後日９人め　〜マッチングアプリde婚活もどき日記64〜

今週日曜は、先週から約束していたWさん（仮）——以前の記事内で「３人め」としていた男子。なおこの時の残りの１、２、４人めは消したり消えたり、諸行無常——との顔合わせがあります。

しかしこのWさん、LINEは交換したものの「お疲れ様」か「おやすみ」のスタンプ交換（向こうはちいかわやモルカーの妙に可愛いやつばかり）が主で、全くといっていいほど会話をしていない。
大阪市内に住んでいること以外、ほんまに詳細不明。
変人なのか、「具体的なことは会って話そう」ということなのか。

よくわからんし、待ち合わせ場所も、

Wさん「どこで会いましょうか」
私「中間地点の××駅付近はどうでしょう」
Wさん「オッケー。行ったことないけど（笑）カフェくらいあるよね？」
私「私も１度行ったくらいだけど、普通にありますよ」

といった流れで決めたので、「京都まで行くよ」系男子よりは事前評価が落ちる。

「どこで会いましょうか」と言いつつ、結局自分の最寄り駅まで来てほしがる奴はヤリモク容疑が濃厚だが、まあ中間地点であっさり同意したので、それもよくわからん。
わからないことだらけだが、それゆえの好奇心と、とりあえずプロフ写真の顔が好みということで会う予定。

その前の明日土曜は、１つ前の記事に書いた糖尿男子との約束を破棄したので「一日フリーでのんびりするか〜」と思っていたのだが、
昨日マッチした男子と「とりあえずお茶でも」ということになりました。
合理的で非常に結構。

ただしこの男子、アプリのプロフ画面には年齢を表示させておらず（おそらく課金してプロフ表示をいじれるプレミアム機能を使っている少数派）、ストローでジュース飲んでる横顔写真と短いプロフ文しか判断材料がないのだが……まあ、メッセージを見る限りはまともそうな印象。

大阪のどこかに在住のようだが「そちらに行きますよ」とさらっと言ってくれたのも好感度高い。ということで、Xさん（仮）と命名。

なお、先週お茶して「またご飯でも」とLINE交換したVさんからは今のところ連絡なし。おいおい、土日とも昼間は埋まっちまったぜ。

ところで、別れの文言に悩んだUさん（以前メインにしていた婚活系アプリで出会った、バツイチをえらく気にしていた40代男子）は、結局、料理が云々とか細かいことは言わずに「諸事情でアプリを退会することになりました」で通しました。

送ってから１日放置しても返信なしだったので、そのままブロック（ブロックされた側には「お相手は退会したよ」と表示される）。
もらっていた長文メッセージを読みもせずにバイバイ宣言してしまったが、バツイチ多めのアプリは紹介しておいたし、そっちでいい人と出会えるように祈っておきまっせ。

「知らんだけやと思うけど、初回のカフェ代は多めに払ってやったほうが確実に好感度は上がるぜ！」

とかアドバイスしてやれば良かったかもしれんが……まあそんな義理はねえしな……。

なんだかんだで、一旦目標としていた「１０人の男子と会う」目的は果たされようとしているが（なお、顔合わせ前に切れたと思ったOさんから再連絡があってこの間会ったので、Oさん含めずにカウントするとあと２人分、YさんZさんの枠が空くことになるのだが）……今思うのは、

「たとえ誰かと付き合うことになっても、別に幸福度が上がるわけではないんだろうな」

ということである。
別に以前から予想はしていたし、ますますその実感が増してきたというだけのことではある。

元から、他人と喋った後は「あー、あの時はこう言えばよかった」型の反省をしたり、勝手に次回会った時の予告編を頭の中で組み立てたりしがちな人間なので、人と会った後には疲れることが多い。
プライベートで継続的に会う人間ができれば、その疲れが増すのは確実。

それゆえ、「価値観が一致して、できるだけ気を遣わずに付き合える人間」というのが必須条件となってくるのだが……。

一方で、１８で実家を出てから続いてきた一人暮らし生活をこの調子でずーっと続けていくより、ここらでちょっと誰かが加わるのは面白いかもなとは思う。
往々にして、変化というものは外からやってくる。

変化は嫌いではない。
同じことが続けば日々に潤いがなくなってしまう。

——と言いつつ実は、身なりを整えて待ち合わせしてお茶して……のこの流れも最初は楽しかったけど、このところ新鮮味がなくなってきて多少飽きてきた感はあるのですが……（笑）

まあいいや、とりあえずこの週末の２人＋残り枠の人に会って、進退はまたその時に考えることにいたします。