私とBUMPの唄と〜藤くんはとても厳しい〜

私はBUMP OF CHICKENが大好きだ。

こよなく愛していると言ってもいい。BUMP無しでは生きられない体だ。

これまで人生の節目節目でBUMPの楽曲に救われた、という人は少なくないだろうし、私もその中の一人だ。

中でも、ヴォーカルでありほぼ全ての楽曲の作詞作曲を担当する藤原基央(以下藤くん)の書く歌詞には、今でも生きる力を借りている。

でも別に、藤くんは直接誰の背中も押さないし、まして優しく励ましてくれる訳でもない。

殆どの楽曲は、救いのあるようでいて救いのない、ご都合主義じゃない、現実は必ずしも味方してくれない、そんな歌詞が多い。

全編通してよくよく聴いてみると、

スノースマイルでは雪は降ってないし、車輪の唄では二人は一度も顔を合わせないし、なないろに一度も虹はかかってない。

都合のいいタイミングで、自分の都合のいいようにはならない。

そう言った如何ともし難い現実を、リスナーに突きつけてくる。

でも、意外とそういう歌詞が如何ともし難い現実と向き合う勇気をくれるのだ。

私達がどんなに思い悩もうと、そんなことお構いなしに時間は過ぎて陽はまた昇る。そうやって毎日が過ぎていく。
私達がどれだけお互いに思い悩もうと、私は私であなたはあなた、同じものを見て違うことを思う、決して1つにはなれない。
それはとても残酷なように思える反面、そういう優しさもあるのだと思わされる。

彼らのそういう優しさは、リスナーにちゃんと届いているのだと思う。たぶん、きっと。少なくとも私はそうだ。

だからこそ、これまでも、そして今も幅広い年代層に熱烈な支持を受けているのだと思う。

まとまりのない文章になってしまったが、私は彼らにありがとうでは伝えきれないほどの感謝と重い思いを伝えくてこういう形で文字に起こしてしまった。

不快に思われた方がいたら申し訳ない。

BUMP OF CHICKENのみなさま、いつもありがとう。そしてこれからもよろしくお願いします。


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