見出し画像

人生を成功に導くのは「流しそうめんの箸さばき」である

あなたに必要なすべてのものは、すでに目の前を引っ切りなしに流れていると考えてみよう。それが目に入らないなら、視線を向ける方向を間違えているのかもしれない。そちらに目を向けなければ、見えないのは当たり前である。したがって、見えないと思うなら、自分がそれまで見向きもしなかった方向、分野、世界に、まず目を向けてみよう。それが第一段階だ。
次の段階は、習慣を変えること。自分の思考や行動は、すでにパターン化していると考えてみよう。そのパターンの真逆を、努めてやってみること。
普段は通らない道を通ってみる。
普段は食べないものを食べてみる。
普段は手に取りもしない本を読んでみる。
普段は付き合いもしない人と付き合ってみる。
こうしてあなたは、自分の目の前を流れていくご馳走(流しそうめん)に気づくだろう。
気づいたら、次にやることは、とにかくその流れに箸を下ろしてみることだ。
少しでも引っかかったら、それを口に運んで味わってみる。
気に入ったら、続けて箸を下ろす。
その流れが違うと感じたら、別の流れを探して、そこに箸を下ろしてみる。
その繰り返しによって、どれだけ流れを間違えようが、あなたの箸さばきだけは徐々に熟練していくはずだ。
「これだ!」という流れを見つけたら、あなたは獲物を一網打尽にできるかもしれない。そうなれば、あなたは人生の達人である。

無料公開中の記事も、有料化するに足るだけの質と独自性を有していると自負しています。あなたのサポートをお待ちしています。