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「夢・虎の巻」

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私たちは、古代シャーマニズムに始まり、フロイトやユングを経由して現代に至り、さらにそれらを超越する「夢の教え」を継承する者たちである。「夢の教え」は優れた意味で「サイエンス」であ…
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#夢学

夢で込み入った問題を解決する(夢の学び44)

今回は、次の二つの文献について、簡単に取り上げよう。どちらも、夢が個人の悩みや集団の問題…

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夢は友であり指導者でもある(夢の学び43)

■夢は「関わりたくない」現象か?今回は、私が夢学の論文執筆に使った文献のうち、次の3冊に…

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「日本夢学会」の設立ご報告

皆様に重大発表があります。 ついに、待望の「日本夢学会」が立ち上がりました! 今まで日本に…

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夢を見るとき脳は・・・?(夢の学び42)

■「夢学カタログ」的な本二冊私が夢に関する学術論文の執筆に参考にした文献のうち、今回は次…

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ドリーム・テレパシー実験(夢の学び41)

■夢の論文に関する参考文献 ここ一カ月間、ウェブ上での投稿ができずにいた。 実は、3月後…

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夢学的6段階発達論(夢の学び40)

前回、「夢の4つのチカラ」についてお話ししました。 復習のために、以下に簡単にまとめてお…

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夢に対する私のスタンス(夢の学び38)

■私の専門分野 私は「職業は何ですか?」と問われるのがいちばん困る。 しかし「専門は何ですか?」と問われるなら、ある程度明確に答えることができる。 以下に、年代ごとの私の「専門分野」の変遷を示しておく。変遷ではあるが、移り変わったというよりは積み重なったと言うべきだろう。 20代から30代にかけては、「テクニカルドキュメンテーション」という分野を専門に仕事をしていた。簡単に言うと、「込み入った難しい(技術的な)内容を、いかにわかりやすく人に伝えるか」という技術である。その

ドリームワーカーとクライアントの関係(夢の学び36)

■ドリームワークの落としどころドリームワークをやると、毎回思うことがあります。 皆さんが…

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初回夢は人生の隠された地図(夢の学び33)

「ドリームワークあるある」をひとつご披露します。 「ドリームワーク初参加のときの夢には、…

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お試しドリームワーク

11月6日の「銀河まつり」にて、AKの「お試しドリームワーク」やります。 気になっている夢…

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「気になる“夢”しゃべり場」第一回参加報告(夢の学び31)

一昨日、「夢学」のわが師である大高ゆうこ氏が、「気になる“夢”しゃべり場」の第一回を開催…

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人生は弁証法的連続体である(夢の学び26)

あなたには、気になっている夢がひとつあるとします。その夢の意味を知りたくてドリームワーク…

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ドリームワークで味わう3つの感情(夢の学び23)

師匠と出会い、「夢学」に本格的に取り組む覚悟を決めたきっかけとなったのは、師匠もある意味…

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「マスタードリームワーカー」の称号(夢の学び16)

夢分析、夢解釈、夢診断、夢判断・・・呼び方はいろいろありますが、いわゆる夢占いとは一線を画す純粋に科学的な取り組み(あえて言うなら人文科学の分野)としての夢の意味の読み解きを「ドリームワーキング」と呼び、その専門家を「ドリームワーカー」と呼ぶとします。 私があえて「人文科学」としたのは、たとえば医学的な立場で夢にかかわろうとする心療内科医や精神科医といった専門家たちは、夢に対して心理学的なアプローチではなく、むしろ生理学的なアプローチに軸足を置く傾向があり、夢の意味内容にまで