徒然駄文1はじめにことばありき

文章力とは何なのだろう。
判り易い文章を構成すること?読む人を不快にさせないこと?有意義な情報や美しい言葉をちりばめること?
若い頃は、有意義さや技巧性(方向性はいろいろあるだろう)に優れた文章が良い文章であり、そのための能力が文章力だと思っていた。

ともあれ、例えば就職をしてビジネス文章を書いたり、論文を書いたり、SNSに書き込んだりしてみると、その場に応じた文章力というものがあると気付かされる。SNSなんかだと拡散ボタンや評価ボタンがあるので、こういうのは無意識に身に着けてくる若い子もちらほら見かけるのだけど、僕が20代のころは、ネットにしても学会にしてもゲーセンにしてもサークルにしても、とにかく先輩や大人、その道のベテラン勢がいやがったので、彼等/彼女等からの手痛い洗礼で蜂の巣にされながら覚えてきた。

今思えば、怒られたり嫌味言われることが分かっていて何故にちょっかい出すような文章を書いたり、議論に首を突っ込んで口を出したりしていたのだろうか。自分でもよく分からない。逆に言えば、一日にどれだけマンガや文章を書いても気が済まなかった衝動のようなものが、すっかり無くなってしまったようにも感じる。

その辺が寂しいというか、淡い危機感となっているあたり、僕は中高年なんだろうなぁと思い始めたので、では、若い頃にやっていたようなことをもう一度やってみようかと思い立ったのだ。

と、いうわけで、どれだけ続くのか、10代後半から20代にかけて、ほぼ毎日欠かさずHPやmixiに書いてきた日記というか備忘録というかを、ここで復活させてみることにした。表題もそのときのもの。中二病でも患っていたのかと思うようなタイトルだが、徒然駄文(つれづれだもん)、と読む。

基本的には、ニュースや日常で感じたことへの感想や、マンガやアニメやゲーム、模型などについての薄らぼんやりした言及になる。というか、それ以外は基本的に書けそうにない。いい歳なのだから、歳相応の趣味なり佇まいなどが欲しいものである。

アレか、ネタに困ったら週刊少年ジャンプの感想とか書けばいいのか。もう一日じゃ読み終えられなくなってるしさ。はぁ・・・。

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