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どこにも属していないと論文が読めない。

大学院入試に向けた勉強と並行して研究したい内容についてもう少し固めていきたいと思っています。

昨年の入試で話したやりたい研究の内容を見返すと顔から火が出そうなほど恥ずかしいです。あまりに具体性がないというか、なんでその研究をしたいのかわからないというか。(文章のレベルも低くて恥ずかしいですね。)

去年の入試以降に二回の学会発表をしたり卒論をまとめる中で、その内容に違和感を持てるだけ素地ができたのです。おそらく先方も今年の入試では、こいつは一度卒論を経験している、という目で見てくると思います。だからこそ、去年よりも意義と内容が明らかになった内容を話したい。

研究テーマを考える上で必要なのは先行研究の調査です。先人たちが残した論文を読んで、どういう研究を、なぜ、どうやってやるのかを考える。ただの学士ではプロ級の発想はできなくとも、学士レベルの話はしたい。だったら、論文を読まないと!!

・・・。読めないんです。論文は学術雑誌に掲載されるのですが、その多くは有料で公開されています。そのため、有料の論文を読むには個人で課金をするか、所属機関がその雑誌を購読しているならば所属機関のネットワークを使って閲覧する必要があります。今の自分はどこにも属していない根無し草。一部の無料公開しているオープンアクセスの論文か、過去にダウンロードしておいた論文しか読めないのです。

組織に属する有難さを身に染みて感じました。ただ、読めないから読まないとは言ってないで、様々な研究機関に属している友人達の力を借りて読んでいこうと思います。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。