論文読解のブレイクスルー

こんばんは、外部大学院へ進学して南極に行こうとしているライアンです。

南極でのフィールドワークってやっぱりガチな研究力が求められる環境なんです。
使おうとしていた機材が使えなくなった、天気が悪すぎてサンプル採取に行けない。
そんな苦境の中でバリューを発揮するのに必須なのが圧倒的なインプットだと思うのです。

研究者にとってのインプットは書籍よりも、原著論文(英語で書かれた論文)であると思います。

最新の研究成果について素早く読むことができる原著論文を、しっかり適切にピックアップして読み解く力が今後のライアンにはマストです。

そんな論文ですが、実はかなり厄介な代物。
単語は専門用語や、略語が多いし(遺伝子やタンパク質、薬剤の名前など)、一文が長い。
慣れないと読むのに大変苦労します。

今手元に、研究室のジャーナルクラブで発表するための論文があるのですが、これが全然読めなかった。
※ジャーナルクラブ・・・学生同士で原著論文の内容を発表するゼミ

筆者がどういう疑問があって何をどうしたら、何が分かったのか。
これを読み解くのにだいぶ苦労しました。

真面目に読み始めて3日目。

それまでずっとうんうん唸りながら読んでいた文章をスルリスルリと読みこなせるように・・・・!

ちょっと頭が慣れてきたのかもしれないです。

そんなブレイクスルーを体感したのが昨夜。
今日の日中、全部理解するぞ!と意気込んで読み始めた者の夕べのようにはうまくいかない。

まだまだムラがあるようです。

新しい論文でも安定して素早く読みこなせる大学生になりたいです。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。