読書記録「獣の奏者1.2」
どうも、ライアンです。
ここ数日図書館で借りた上橋菜穂子さんの獣の奏者をずっと読んでいました。
ファンタジー小説であるのに、史実かのように精巧に作り上げられた世界観が非常に魅力的です。そして、獣と少女が心を通わせるというシナリオが非常に好みです (笑)
シナリオの中でも目を引くのは、(最近自分が研究者を志しているのもあるのでしょうが)主人公のエリンがミツバチの観察をするところ、王獣と呼ばれる生き物の生態を観察をしていくところです。
自分の観察対象である王獣と寝食を共にしてまで生態を明らかにしようとする研究姿勢に脱帽です。
自分もそんな風な研究者になりたいと、強く感じましたね。
ただ一方で、エリンを突き動かした動物への興味ほど強い感情が今の自分にないことが少々の不安なのですがきっとこれから世界を知るうちに自分を突き動かすものと出会えることを期待して生きていこうと思います。
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