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キラキラ輝いて見える人は相応の積み重ねがある

キラキラと輝き生きる人に憧れ、いつか自分も輝きたいと思いながらくすぶってる時期が長くありました。高校や大学はずっと輝くことを求めていました。

そんな自分も、心の底からやってみたいと思える目標に出会い、そこにまい進し始めたことでキラキラと輝く人たちと同じところに行ける道に乗り始めたのではないかと思っています。

そんな目標に決意をもてるようになるまでは、自分の道を究めるのではなく、輝いていた人の側をウロチョロすることに終始していました。色々な場や活動に参加をして何かそれっぽいことをしているけれど、どれも全力で打ち込んでいたわけではなかった。だからこそ、どこの結果も中途半端で不貞腐れ、輝いている人たちは何故あそこまで輝けるのかと延々と考え続けていました。

今にして思えば、「なぜあの人たちは輝けるのか」という疑問を持った時点で動き回るのを止め、立ち止まって考えたり相談していればまた違った結果を生むことができていたかもしれません。

でも、そうはしなかった。いや、できなかった。立ち止まった時点で、周りにいた優秀で輝いている人たちから完全に置いていかれて、全てが終わってしまうっていう思い込んでいたから。

走り始めた高校時代に出会った輝く人の中に、ものすごく影響を受けた先輩がいます。高校生の3年間のほとんどの時間をその人に追いつきたくて費やしたといっても過言ではないと思います。結局、追いつくことはできなかったのですが、追いつこうとする道中で出会ったもの達が僕の人生に大きく影響を与えた、人生のターニングポイントともいえる方です。

高校を卒業して4年が経った今日、偶然にもその人の過去の話を目にする機会がありました。これまでも断片的に聞いてなんとなく想像してはいたものの、しっかりと知るのは初めてでした。見てみて、やっぱり小さいころからの素養と時間をかけた努力があってこその眩いほどの輝きだったんだと納得しました。

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高校や大学生だった時には理解できていなかったけれど今だからこそわかることがあります。先輩も、バイト先の人たちも、大学やインターンの友人も、輝く人たちは貪欲に自分の軸に沿った物事に他の人の何倍も時間を使って、自らを高めているのです。そのことを、本当に今更ながら最近の受験勉強を通じて腹の底から理解しました。

第一志望の大学院に進学して、研究したいことが定まったため、それに向けて時間を使っています。英語対策、専門科目の勉強などなど。どれも、自分で進んで、やりたいと思って、どこまでもやっている感じがしています。まだまだ粗削りで足りないこと、間違えていることもあると思います。ただし少なくとも、何でもいいから輝きたいと色々な事に中途半端に手を出していた時の何倍も時間と労力を自然とかけています。輝いていた人たちはこうして生きていたのか、と実感することができました。

いつか、自分も憧れた人たちのような輝きを放つことが出来たらいいなと思っています。勿論、輝くことが目的ではないです。自分の軸を極めた先に。


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