南極の氷を使うウィスキーは甘かった

こんにちは、南極研究者志望のライアンです。

今日は南極OB会主催の「第30回 南極の歴史講話会」に参加をしてきました!(定期的に開催されているようなので興味がある方は是非チェックを!

遂に、南極の氷でウィスキーを楽しむことができました!
南極に行った方の本で必ずと言っていいほど登場する南極の氷でお酒を飲む話、めっちゃうらやましかったです (笑)

なんでも南極の氷は、数千年前に降り積もった雪が押し固められてできたとのことでとんでもなくきれいだし、当時の空気が閉じ込められて溶けるときに放出されることで有名なんです!

太古の空気を味わいながら飲むオンザロック、ロマンがありますよね

でも、それがついにかなったのです!

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用意された南極の氷(だいぶ使われた後です)

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ウィスキーwith南極の氷

普段ウィスキーはあまり飲まないので確かではないですが、どこか優しい甘さを感じるウィスキーでした。しっかり空気が出てくるパチパチ音も堪能できました

それに、南極観測隊員の人たちとも会えました!

先日こんな記事をアップしましたね、

(もちろん、人数が最も重要な要素ではないということは理解しているつもりです)

前回お会いした形は割と最近南極に行かれた方たちで、今日お会いした方の多くは日本の南極探検・研究史を切り開かれてきた年配の方たちです。

お話した中で最も早くに南極に行かれたのは、吉田先生でなんと第二次南極観測隊の参加者でした!

そのほかにも、日本最初の砕氷船「宗谷」に海上保安官として乗ってらっしゃった方たちにもお会いしました。

正直なところ、南極に行く航路のイメージはアニメ「宇宙よりも遠い場所」で見たシーンくらいのイメージしかなかったため、実際に乗った際の海の恐ろしさなどを伺うことができました。

そういったことに興味がある方は是非、お台場にある船の博物館に行ってみてください!なんと、宗谷が保管されていて、週末になると元宗谷乗組員の方が解説をしてくださるそうです。

藻類の研究で南極に何度も参加された方など、多くの先人の方たちとお会い出来て大変刺激的でした。

中には、生物の研究をされた方で、なんと、僕と同じ大学の方もいたことには驚きました。
それに、普通に会話をしていた方が実は総研大(僕の進学希望先)の教授だったり、極地研究所の元所長だったり。

圧倒されるばかりの時間でした。

今度はきっと、昭和基地で採れたての氷でウィスキー飲みたいですね。


また、懇親会の途中でこんなお知らせがありました。

ローソンで発売中の悪魔のおにぎりを10/15-11/11の期間にお買い上げいただくと、

・寄付先:極域科学振興募金
・寄付金:2019年10月15日(火)から11月11日(月)の4週間、全国のローソン店舗で販売した「悪魔のおにぎり」1個につき0.5円を寄付。

実はこの悪魔のおにぎり、第57次南極観測隊で調理担当だった渡貫さんが南極・昭和基地で夜食として作ったおにぎりがベースになっているとのこと。(ただし、商品化にあたってはローソンが独自に開発したとのことです)

先日渡貫さんが作られた元祖・悪魔のおにぎりもいただく機会があったので、食べ比べてみましたがローソンの商品も結構再現度高かったです!

街中で南極の気分を味わいたいときに是非!

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。