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2回目の大学院入試でついに合格しました!

長かった。今日という一日は永遠に感じられるほど長かったです。

14時の、二回目の大学院入試の結果発表までの時間は1分が10分に感ぜられるほどでした。

なんとか何かに集中して体感時間を短くしようとしても、すぐに緊張による腹痛や、突発的な不安感に襲われて全然集中できなかったです。

いい機会だと読み始めた「攻殻機動隊2」は話の難しさも相まって、全然理解できないまま最終頁にたどり着いてしまいました。

発表の15分前からはどれだけ深呼吸をしても収まらない動悸をなんとか落ち着けようと座禅を組んだり。

もうだめだと、10分前からは無心でtwitterのタイムラインを眺める時間になりました。

2分前には、パソコンの前に座り、柏手を打ち、昨年の自分の番号がない発表ページが襲ってくるのに耐えながら、自分の番号が掲載されていることを祈っていました。

時間ちょうど、心臓が飛び出すんじゃないかというドキドキを抑えながら、合格発表のページにアクセスして、受験した科の結果を呼び出しました。

ゆっくり上から眺めて、自分の番号があることを確認。
手元の受験票で番号に勘違いがないかを確認。
もっかいサイトを確認、もっかい受験票を確認、サイト、受験票、サイト・・・。

何度も何度も自分の番号が間違っておらず、サイトに自分の番号があることを確認しました。

直前までが不安で不安でならなかったため、自分の番号を確認しても喜びの感情はわいてこず、ただただ力が抜けた状態になっていました。力が入らず震える脚にムチを打って、下の階にいる母に報告に。

母にも、自分の見間違いじゃないことを確認してもらい、安堵。

この時も息は絶え絶え、足もガクガク、頭はからっぽの状態でした。

ずっと不安でネガティブだった心が、ニュートラルな状態に戻ったものの、安心してばかりで喜びという感情はなかなかわいてきませんでした。

「心配で手が付かなかったけど、2階から降りてくる足音を聞いて大丈夫だって確信したよ」と言われました。母すげぇ。。。

ほかの家族にも合格を伝え、特にお世話になった友人や先輩に電話をしている時(この間も間違いがないかサイトと受験票を何度も確認)にやっと心が動き出し、喜びの感情がわいてきて、一気に明るい気持ちに。

心が軽くなり、なんでもできそうな全能感が押し寄せてきました。

普通の受験だった昨年でさえも辛かったけど、「大学”院”浪人」というまったくもって一般的じゃない道を選び、孤独感や後に引けない状態だったので今年のほうがよりつらかった。その状態からやっと踏み出せました。


とはいえ、これはあくまで第一歩。
来年の春からの研究生活が肝心かなめ。

気を抜きすぎず、勉強をして、入学まで備えていきたいと思います。

改めて、色々な面で支えていただいた皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございました!!!

ここからは、さらに、精進していきます!

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。