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心の余裕に辛さが入り込む

初めての学会発表が終わりました。

初めての本格的なポスター。外部の研究者との本格的なディスカッション。
どんなデータならいいのか。自分のデータをどう解析して、どこまでなら断言できるのか。

これまでの大学生活で使わなかった頭の回路を酷使した1週間でした。
直前には睡眠時間をギリギリまで削って、ポスターに材料を並べ続けました。

だから、その途中で飛び込んできた恩師・和也さんの訃報にも動揺し、涙を流したもののゆっくりと考える時間と心の余裕はなかったです。

でも学会も終わり、心に余裕が出たとたんそのことを考え始めてしまい
一気に心がフリーズしてしまいました。

どうして和也さんが。
なんで自分はアレをしなかったのか。どうして。どうして。どうして。


最近は生きることって、楽しいことに無限に出会えていいなぁ。
って思っていたのですが、これから生きれば生きるほどに大切だと思っていた人との別れをしていかなければならないと思うとつらくて、心が折れそうに感じます。

21歳の自分にはあまりに重すぎる事実です。

まずはもっと心の余裕を取り戻し、色々な事を受け入れていきたいと思います。

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