見出し画像

他の人と暮らすのって難しさが付きまとう

祖父母宅に引っ越してきて3週間が経過しました。ずっとコンクリートジャングルで生活をしていたので、窓から山がきれいに見える現在の部屋の間取りをかなり気に入っています。

一方で、新しい同居人との価値観の相違という課題はいまだ残っています。もともと祖父母や叔母は物を捨てたがらない人たちで、賞味期限が数年前に切れた缶詰やお菓子の箱を大事に大事に取っておく人たちでした。対して、僕ら引っ越し組はいらないものは期限過ぎたら処分、いらないものは捨てる人たちなのです。どうしてもぶつかってしまう。特に、台所回りなどを整理している母はその点で調整にかなり苦労をしているようです。

加えて、祖父が完全に”昭和のおやじ”でどうにも全くなじめません。戦時中、戦後という今と全く違う環境を苦労して生きてきたのはわかります。それでもどうしても価値観が相容れず気になってしまうのです。

祖父はほとんど一日テレビを見続け玄関や電話の近くにいるのですが、来客が来ても電話が鳴っても対応してくれない。また、自分の価値観以外の尺度を認めず、気に食わないことがあったら声を荒げる。etc。価値観があわねぇ・・・。

これまでに新しい人と暮らすことがなかったため、今回の経験は大きな勉強の機会になっています。祖父母とも折り合いをつけ、今後の糧にしたいですね。

・・・同居の話とは直接関係ないけど、来客に祖母などが「息子一家が引っ越してきたんですよ」って話すと多くの場合「いいわね~」って返される田舎の風潮も肌に合わねぇなぁと感じてます。

自分は二人兄弟の長男なので、いつかこの家や土地を相続する日が来ると思います。どうしても、そのことをポジティブにとらえることができません。困るなぁ・・・というのが本音です。もしかしたら、僕も年を重ねたら価値観が変わるかもしれないです・・・ね。


頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。