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一口だけのビールがほしい。

リゾバで深夜に帰宅した時、休みの日に1人で飲んでいる時、「一口だけで終わるお酒があればいいのにな」と思います。

基本的にビールや発泡酒、ハイボールは350ml缶が普通。開けたら飲み切らないと炭酸が抜けてしまう。だから、ちょっとだけお酒が欲しいというときは開けにくい。かといって、ウィスキーやワインなど量を調節できるお酒はその時求めているお酒じゃなかったりする。

一口だけのビールがあればいいのに。

でも、より容量の小さい缶でそうしたお酒が発売されたとしても缶を製造するコストの割合が大きくなって、割高になってしまうのでしょう。世の中難しいもんだ。

日ごろアカデミック界隈に身を置いていると広く投資する方が長期的には利益が大きいことを理由に、競争原理を働かせればなんでも解決する、という意見に嫌気がさしてしまうのに、こういうときばかりは競争原理による価格低下を求めてしまうのです。仮に価格が低下したとしても、今度は今以上のデフレが待っているだろうし。社会とは、経済とは、複雑で誰もが喜ぶ状況にはなりにくいものですね。

ネガティブなことばかり頭をよぎるかといえば、そうでもない。

ビールと缶の関係を考えると、樽で保存していた時のビールには炭酸は含まれていなかったのだろうか、そうだとしたらいつから炭酸が含まれるようになったのかなど色々考えが膨らみます。今度調べてみよ。


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