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今月のおすすめAntaa Slide5選!「デキレジは”こう動く” ー細菌性髄膜炎ー」、「最新の敗血症診療のまとめ」など

こんにちは、Antaa運営です。いつも素敵なスライドを投稿くださり、ありがとうございます!Antaa運営がピックアップした、今月のおすすめSlideをご紹介します。ぜひ読んで学んでいただけると嬉しいです。

■デキレジは”こう動く” ー細菌性髄膜炎ー

早期発見・見逃さないことが重要である細菌性髄膜炎の診断と治療方法の判断についてDr.やまて先生がまとめてくださっています。
これを見れば細菌性髄膜炎の緊急度や治療の流れを理解・把握している「デキレジ」に近づけるはず!

内科エマージェンシーの細菌性髄膜炎.教科書では読むけど,実際にどのように動けば良いのか分からない(汗).細菌性髄膜炎診療の考え方・動き方をマスターして,デキレジになりましょう!


■【SSCG2021準拠】最新の敗血症診療のまとめ【2021年10月最新版】

世界で3秒に1人が命を落としている敗血症について、世界敗血症診療ガイドライン(SSCG2021)・日本版敗血症治療ガイドライン2020参照の元、三谷 雄己先生が解説してくださっています。
ER編、ICU編、+αとあわせて127ページの力作です!

世界敗血症診療ガイドライン(SSCG2021)・日本版敗血症治療ガイドライン2020を参照し、敗血症の定義の変遷・生理学・治療と管理を中心にまとめました。
研修医や専攻医などの若手医療従事者の方々の学習や、普段敗血症を診療される先生方の復習にご利用いただければ幸いです

■<東京北総合診療>燃え尽き症候群

医療関係者に増えている「燃え尽き症候群」の症状や要因、対策方法などを東京北 総診の先生方がスライドにしてくださいました。
同僚や部下、そして自分自身にもためにも知っておきたいテーマです。

総合診療医は燃え尽きまくっているという研究結果もあり,燃え尽きを感じている人も多いのではないでしょうか?
家庭医療・病院総合ともに共通するコモン疾患「燃え尽き症候群」についてまとめました.
患者さんにイルネスを考えるのが私達の強みと同時に,その共感自体が私達の心を削る可能性があるというのです.
そこに医師特有のメンタルモデルが関わるので,なかなか一筋縄ではいかない問題です.
https://www.tokyokita-resident.jp/rollcabbage/tips/

■ウシでもわかる真菌の話

〇〇でもわかるシリーズが好評の高野 哲史先生が、真菌症の中でも増加傾向にある「深在性真菌症」について、真菌症の基礎から対応までをスライドにまとめてくださいました。
軽快な語り口ながら、薬剤の種類や症例にまで踏み込んだ内容の濃いスライドとなっています。

メロスは両手で高野のからだをゆすぶって質問を重ねた。高野は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「いち講義のスライド作るのに2ヶ月かかるとは、想像だにしなかった。」

深在性真菌感染症のマネジメントは難しい、正しいと思います。とっつきにくい、これもまた正しい。一般細菌感染症のマネジメントを一通り習得したら、次は血液疾患患者でなくても意外と出会うことの多い侵襲性カンジダ感染症から真菌のマネジメントの勉強を始めてみませんか?

こちらのスライドはサマリ版のドキュメントも公開してくださっています。

■潰瘍性大腸炎に出会ったら(1)診断から治療編。

内科や消化器内科以外の先生でも併存疾患として診療するケースが多い「潰瘍性大腸炎」について、消化器内科医の渕上 綾子先生がスライドにまとめてくださいました。
専門医以外でもわかりやすいポイント解説となっています。

潰瘍性大腸炎の患者数は現在22万人と言われており、外来で出会う可能性も高くなってきています。もしも、潰瘍性大腸炎の患者さんに出会ったら、どうしたらいいのか?まずは診断から初期治療までをざっくりまとめました(*´ω`*)


以上、今月のおすすめスライドでした!スライドを投稿くださった先生方、ありがとうございます。

専門外の先生にも役立つスライドや、医療関係者自身の疾患についてなど、医療に従事する身として知っておきたい内容が盛りだくさんのスライドでした。
先生方の今後の診療に活かせれば幸いです。

Antaa運営では、公式Twitterでもすてきなスライドを紹介しています。こちらもぜひご覧ください。