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天野尚展を見てきた

写真家 天野尚さんの写真展、明日までということに昨日気がつき急遽見に行くことにした。

電車に乗ってのんびりと

会場のデパートが開店時間より1時間以上早めに家を出て、電車で会場まで行くことにした。
路線が単線なので駅で上りと下りの電車がすれ違う。
ちょうどそのタイミングだったようで、先に米沢行きの快速がホームに入ってきた。
いつか電車に乗って米沢まで行ってみたいな・・・
そんなことを考えているうちに新潟行きの電車が入線。

まずは腹ごしらえ

新潟駅に着いて、徒歩で万代を目指す。
家を早めに出たのはそこで食べたいものがあったから(*´∀`*)
それは、、、バスセンターのカレー

駅から歩いてバスセンターまで10分ちょっと。
お店に着いたら早くも行列ができていた。
食券を買って並ぶこと約10分。
ここ独特の黄色いカレーを受け取り、立ち食いカウンターで頬張った。
肉や玉ねぎがたくさん入っていて、甘みを感じるけど後から辛さがくる感じ。
ここのカレーはきちんと作られているのがわかって、作り手の熱意が食べる人に伝わるから人気なのだろう。
エアコンのない立ち食いコーナーで汗だくになりながら一気に完食。
ごちそうさまでした!

腹ごしらえを終えて、さあ今日の本来の目的地へ!
外は暑いけど、会場は冷房のきいたデパートの中、写真も楽しみ (*≧艸≦) 

写真だけではなかった写真展

会場入口で入場料を払って中に入ると、「写真撮影可」の文字が。
''o(゚д゚o)ヨシッ 心で呟いてコンデジを取り出していざ出陣!!

天野さんが使用していた撮影機材も展示してあり、プロが使う機材を間近で見られるなんてこんな機会は滅多にない。
 なるほどこういう構造になっているのか
 この重そうな三脚(GITZO)をアマゾンの奥地まで運んだのか
 レンズの開放絞り値は、、、
などの舐めるように眺めさせてもらった。

天野尚さんは自然風景の写真家、新潟出身で新潟の自然風景の作品も多数あるという程度の知識で会場入りしたわけだが、展示やDVDの上映を見てそれだけではないことを徐々に気付かされた。
自然を撮り続けることで環境の破壊の様子を目の当たりにし、小さな命を守ることの大切さを写真を通して訴えかけていることに胸を打たれた。

「人は皆、大きなものばかりに目を向けがちですが、富士山も小さな命が集まってできているんですよ

その小さな命を守るために天野さんが長年試行錯誤を続けて作り上げたアクアリウムの展示。
水の中に酸素を送り込むのではなくて、二酸化酸素を送り込み水草の光合成を促して、水草の成長とその水草が出す酸素で魚が住める環境を作る。
生態系から作るという発想は自然と真剣に向き合ってきたからこそできるものなのだろう。

アクアリウムの様子

都内のすみだ水族館に天野さんプロデュースの水槽が展示されているそうなので、機会があれば見に行きたい。

お腹もいっぱい。
心もいっぱい。
今日は充実した休日になった。

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