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00:正直に書く為に費やした10年間

『家族の死後に後悔しない為の一冊』を書くべきと思ったのは10年ほど前でしたがお世話になってる業者さん、住職、更には葬儀支援を求めて入会された菩提寺のある会員さん達のことを考えると躊躇ちゅうちょして段階を踏み整うまでは執筆に至れませんでした。

その後、葬儀支援内容の充実と会員数の増加に合せ諸々の対応で時間は掛りましたが、菩提寺の行う葬式は受けられない旨の徹底にも2年を掛けようやく執筆できる環境が整いました。

執筆に入る前に摩訶不思議な事実確認をしたいと思います。

ネットを見ると『宗教儀式をしなかった後悔』ちゃんとした葬式をしなかったゆえの後悔談を時々見かけたり、葬儀屋さんに言われたり、周囲から言われたなどの話を聞きいた人も多いでしょう。

この短い文章には現状日本に於いて『大きな違和感』『宗教儀式への洗脳』が書かれているのが分るでしょうか。

それでは摩訶不思議な言葉を確認していきます。

これを読む貴方は特定宗教に対する信仰心がありますか?

おそらく80%以上の人は「いいえ」と即答されたはず、日本人の80%は無信仰者だと言われ、主宰するあんしんサポート葬儀支援センターに入会相談に来られる90%以上は無信仰と明言するからです。

また明確な信仰を持っておられるのはキリスト教、神道、創価学会などで一般的に言われる仏教を信仰してると明言される方は極々少数です。

現在日本人の大多数は著者同様で無信仰者ですから、仏教を始めとした宗教儀式の無い葬式が当り前なのですが、さかのぼれば徳川幕府が行ったキリスト教弾圧、何処かの寺の檀家である事を証明する寺請証文を義務化した為、必然的に檀家となったのが寺請制度てらうけせいどです。

しかし1871年、明治政府により廃藩置県と同時期に廃止され、宗教の自由も保障されましたが、いまだに過去の檀家制度の悪習である強制的な寄付だけが残っています。日本は島国であった事と過去に植民地化されなかった事で習慣として現在まで引きずってきたのでしょう。

ところが檀家制度の名残りで寄付はさせるが何もせず寺墓所の墓を守ってやってるとあぐらをかいた結果、離檀者が増え、少子化も相まって拍車が掛かったというのが真実ではないでしょうか。

いずれにせよ仏教も含め80%は無信仰者の日本に於いて宗教儀式の無い葬式はちゃんとしてないと思わせる言い方は間違いであり、信仰を持つ人や宗教家のエゴイズムに過ぎません。

更に言うと葬式後、残る家族の生活に支障きたす家族もあれば少額年金を切り詰め葬式費用を貯める老人はいくらでもいます。この辺りは本分の中でもしっかり書きたいと思います。

この間違った常識論を論破し日本に住む誰もが死後費用の心配をすることなく生きられる世の中を目指し実現する為にも葬儀業界の裏側や問題点、常識と思われてる非常識な現実など、どうすれば死後費用の心配や不安を避けられるか、更に人の死後に必要な手続き一覧と説明など家族の死後に出る疑問や問題に答え安心して過ごせるよう書きたいと思います。

次回、執筆するもくじ一覧です

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参考資料(お時間のある時にでも読んでみてください)
あんしんサポート葬儀支援センター  
代表ブログ 葬儀支援ブログ「我想う」

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