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中学3年の時、家業倒産と同時に蒸発した父親逝去の一報が届いたのは37年後の9月、父親の…

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中学3年の時、家業倒産と同時に蒸発した父親逝去の一報が届いたのは37年後の9月、父親の最後を看取ってくれた人に話しを聞き葬式に関心を持ち調べると、そこには摩訶不思議で非常識が常識としてまかり通る異様な世界、一石を投じて15年、千件以上の葬式の現場から得た生の声を執筆します。

マガジン

  • 無信仰者の葬式参考書

    63%が無信仰者と言われる日本の葬式は、なぜか『葬式=宗教儀式』が当然のように思い込んでる人達が圧倒的多数、違和感に気づいたのは国内無二の『葬儀支援』を15年間、千数百件以上担当してきたからだろう。無信仰者を公言し個々に違う家族目線の葬式経験は無信仰者の人達への参考書となってくれるでしょう。

  • 我が人生の語録・ことわざ・言葉

    人生の中で出逢った「ことわざ」「親の教え」「偉人語録」など誰でもあるだろうし場面、場面で自分の中に湧き出た「言葉や語録」らしきものだってあるでしょう。コメント欄とかなら誰でも書けるのかな?

最近の記事

最終章・高い葬式なんていらんよ

・A5サイズ(148㎜×210㎜)・縦書き二段・126,123文字・218ページ、 ・縦書き、老人でも読みやすい16pxと大きめの文字、「游ゴシックフォント」 プロフィール・プロローグ最初の22ページを記載しました。 葬式についての執筆は今回が最後と、建前抜きの本音だけで書きおろした事から、耳の痛い人達もおられるでしょうけど、これが16年間2千数百件の葬儀支援をしてきた自身と家族達の本音であり実態です 人の死が絡むからか、葬式だけは本音を語れず、周囲の目を気にする人達もい

    • 墓閉じは早めで遺骨は散骨がお勧め(会員限定)

      樹木葬より散骨を勧める理由 2008年支援センター設立時、すでに樹木葬なる言葉もありましたが散骨のほうが増えるであろうと予測した理由は『墓参りはいつか行けなくなる』からで、墓閉じで出した遺骨、火葬後の焼骨を永代供養墓に入れるのは墓から墓への移転「改葬」ですから「墓地、埋葬等に関する法律」が適用されます。 墓から出した遺骨を「散骨」又は「手元供養」は改葬には当たらず行政の許可不要ですから、墓から出した焼骨でも、火葬した焼骨でも全て粉骨にした後、一部手元供養して他は散骨するの

      • 偶然は必然が招くものかも・・・

        久しぶりの人生について息子と話した 先日夜、41才美容師の息子に髪をカットして貰った後で千明も含め人生、生き方など各々の考え方や過去の経験ついて数時間話しをしましたがとても有意義な時間でした。 息子の職場の相方が独立する意向らしく、来年以降の独立を早めに伝えてくれたようで、自分はどうしたいか聞くと「1回は独立してみたい」と聞き「葬儀支援は52才~だから41才なら結果がどうで問題無い年令じゃじゃないか」と伝えた。 息子は僕の経営してた美容室勤務経験もあり、あんしんサポート

        • 偶然やツキの有る無しは自分次第かも

          葬式代なら100数十万の負担で済むけど・・・ 前回ブログを書いて「ふっ」と思ったのが今回の話題、事前相談に来て価値観が違うと思った人は全く問題ありませんが、1回目で知りたい事の全ては把握できませんから、再度事前相談予約をしようと思って入会手続きをせず帰る人には「もう相談は受けず入会も受けません」と伝えます。 その為に2時間も掛けて葬儀支援の説明をしたわけで入会する価値が無いと判断するのは勝手、でも各種相談やアドバイスはあくまで会員特典で非会員が再度来館する意味は当方に無い

        最終章・高い葬式なんていらんよ

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        • 無信仰者の葬式参考書
          18本
        • 我が人生の語録・ことわざ・言葉
          49本

        記事

          事前入会相談は1回ポッキリ

          アドバイス・特典は会員限定 葬儀支援の最終目的は『残る家族の生活が守れる事』ですから葬式施行だけでなく、生前~死後の様々な問題や手続きの中で最適と思われるアドバイスの荒筋や例は話しますが一般葬儀社では出来ない特典も多く具体的な手法アドバイスは全て入会後の会員限定特典となっています。 無料アドバイスをして欲しい家族 この数年は90数%が利用家族からの紹介の為、殆ど居なくなりましたがホームぺージを見てとか、懸垂幕を見て来た人達の中には稀にアドバイスして欲しいだけとしか思えな

          事前入会相談は1回ポッキリ

          後悔の無い葬式をした姉妹

          「金」は葬式より生きてる時にを実践 2019年、仕事で当方に来た次女は数日前に都内在住お爺ちゃんの葬式見積りをしたばかりだった事から支援内容と料金を見て余りの違いに驚き入会して帰り、その後当方で家族葬をされました。 あれからちょうど4年、前橋の自宅からお婆ちゃんを搬送、安置後に話しを聞くと毎年数回は定期的に都内在住の老いた両親、お爺ちゃん逝去後はお婆ちゃんとお爺ちゃんの粉骨も一緒に、埼玉と前橋の姉妹家族全員で温泉を中心に泊りで出掛けていたと聞かされました。 「なるほどぉ

          後悔の無い葬式をした姉妹

          事前相談は葬式の流れを聞く場じゃない

          事前相談後は死後費用の心配を一切せず過ごせる事が目的 つい最近のこと事前相談時には我々に伝えて無かった事が搬送後に判明した為、受けるか断るかの判断をさせられる事がありました。 あんしんサポートは菩提寺があったり、寺に墓があったり、信仰により祭壇や式場の拘りが強い家族の入会は受けませんと明示してあります。また直葬プラン、ぱっく60プラン、完全委託プランは支援プランとして人件費0円設定なので、そのままお別れ会をすることはできません。 事前に伝えるべき事を伝えて入会不可なら、

          事前相談は葬式の流れを聞く場じゃない

          なぜ年金生活者に葬式代を貯めさせる!?

          昨日は午前7時の搬送電話から始まり、やたらと来館者も多く、本日家族葬の準備、死亡届出、更に忘れてた事前入会相談もあったりで初めての食事が午後5時の「海苔唐弁当」でしたからダイエット効果のありそうな1日でした。 事前相談の中に出た話、都内に住んでた頃らしく国民年金暮らしのお婆ちゃんが、食べる物は勿論のこと医療さえも我慢しながら日々の生活を切り詰め自分の葬式代として300万円貯めようとしてる姿を今でも鮮明に覚えており、思い出す度に切なくなると言っておられましたが同感です。 ネ

          なぜ年金生活者に葬式代を貯めさせる!?

          金婚式は新婚旅行をなぞる旅がお勧め

          終活より生きる目的を持て 本日の事前相談は入会と隣接市公営墓所購入5年目で建立期限が年内との事でしたが、5年前に兄弟の葬式を当方でされた方、当時墓を建てる相談を僕にされたようですが、慌てずゆっくり周囲の状況を見てからで良いと言われたそうです。 その後「脳梗塞」「心筋梗塞」と2度生死を彷徨う体験をしたようですが2年後に金婚式を迎える夫婦と分り「2年後に新婚旅行で行った宮崎も含め九州を2週間ほど掛けて旅しながら50年の歴史を振り返ってはどうかと提案した」 それまでに普通に歩

          金婚式は新婚旅行をなぞる旅がお勧め

          資質が活かされる天職

          資質(天性)を再認識する 前回ブログで「天職」と書いたけど、これは自分だから感じる事、自分しか分らない事、どう説明したら良いかネット検索すると納得する記事があったので箇条書きを利用させて頂きます。 上記は僕自身が葬儀支援で感じてる事そのままで驚き「うん、その通りです」とストレートに納得できる表現、また天職=適職ではないとの記載も僕自身の経験則で納得です。 営業は適職だけど天職ではない 僕の場合やれば結果が出る仕事のひとつに営業職があり、サラリーマン最後の勤務先を退職後

          資質が活かされる天職

          流れには乗ってみよ

          今回はあくまで僕の個人的な経験則として読んでください。 前回末尾で「いい流れに乗った実感あり」と書きましたが、過去の経験で自我を通して好結果が出た記憶は無いけど、良くも悪くも流れに乗って動いた時は結果オーライの記憶が沢山あって流れで動いてる時は周囲の人達に助けられると言うか「先」に恵まれて来た実感があります。 流れに乗るとは 思った通りに進む時は「順流」思うようにならない時は「逆流」ですが、逆流と感じたら流れに逆らって泳がず身を任せて流されると精神的余裕も生まれ視野も広

          流れには乗ってみよ

          施行・病気が丁度いい刺激

          悠々自適な生活は無理、、 悠々自適とは『俗事に煩わされず自分の思いのままに暮らすこと』 バタバタとした日々を過ごしてるなら羨ましいでしょうが、言い換えれば「何もする事が無い日々を生きる」とも言えるわけで、僕にとって悠々自適は決して羨ましい事ではない。 最も我々の年代でサラリーマンは難しく、外仕事や肉体労働は限界があるから自営業や会社経営でなければパートかアルバイトなら若い店長や上司に神経を使いながらの日々も楽ではないでしょう。 葬式の欠点でもあり利点 葬式最大の欠点は

          施行・病気が丁度いい刺激

          ギリ経営できる料金設定

          あんしんサポートさんがあるから安心していられる 弊社新年度7月~使用するパンフレットは6月初旬には全会員宅へ送付したいですから、この数日で最終決定しなければ間に合いませんが、2度、3度と利用した家族も増え、あんしんサポートがあるから死後費用の不安をせず安心して過ごせると聞かされる事が多くなりました。 また自分の終幕は近いと感じる人の中には家族に「あんしんサポートさんに伝えておいて」と残る家族への負担を減らしたいからの発言も聞きます。 元々薄利ですから数百円の値上げも影響

          ギリ経営できる料金設定

          支援事業と経営の狭間で考える事

          GW明けには全仕入れ先の葬具価格判明 GWも残り2日間、予想通り新年度の葬具類の新価格が大枠で判明、変更が必要な仕入れ先と変更先の目途もほぼ決まり、前期と今期(10か月間)の平均諸費用と新原価で試算、新年度となる7月以降の各プラン料金を決める段階まできました。 値上が続く使用品の品質を下げることなく、利用者の年金収入が減り続ける中での価格設定は超薄利や赤字設定なだけに下手すれば経営の存続にも関わり「支援」と「経営」板挟みで苦慮してます。 各支援プラン料金の考え方 設立

          支援事業と経営の狭間で考える事

          必要なのは最低限「直葬」料金

          世間はゴールデンウィークで3日~7日は子供達も休みだから、個人的には行きたくないけど渋滞、行列覚悟で行く観光地や目的地は楽しさ半分、義務感半分、費用は閑散期の倍額で疲れるでしょうけど、それができる家族は幸せです。 葬儀支援は当然の如く年中無休でGW初日28日~本日4日まで空くことなく活動は続き、更に10件ほど電話連絡も入ってるようですから、正月同様に休日や旅行は無縁の生活です。 コロナ感染もようやく規制が解除されましたけど、3年間縮小してきた事で葬式への意識改革は自然にで

          必要なのは最低限「直葬」料金

          死んで逢いたいは「建前・偽善」

          2000施行して何度聞いても理解も納得もできない言葉のひとつに「故人に逢いたい」といった内容を当り前のように話す親族や人達の心境です。 葬儀社が「故人とお別れしたい人もいるじゃないですか?」と使うのは誘導商法としての商売は明白で聞き流せば良い程度の話しですけど、親戚の発言は「建前」や「偽善」としか思えない。 日を置かず頻繁に逢ってた人の発言なら理解も納得も出来ますが、普段は来ることなく何年も逢わず、介護や入院中の見舞いにも来なかった人が「死んだら逢いたい――、」こんな言葉

          死んで逢いたいは「建前・偽善」