見出し画像

息子の様子と最近のこと

ずいぶんと間が空いてしまいました…。

今日の昼間は暖かくて暖房をつけなくても部屋で過ごせる陽気。
今夜から寒気が南下するそうで寒くなるとのこと。
みなさん暖かくして週末をお過ごしくださいね。

さて、息子の様子をば…。
息子は服薬を始めて約2ヶ月が経過。
薬が効いて酷い癇癪が少なくなったと思ったのもつかの間、10月末頃から酷い癇癪がまた復活していた。
帰ってきてからガラリと豹変する息子。
駅のカードも今すぐ作って!と癇癪を起こすし、癇癪も始まると長い。
そしてまた暴力的になってしまった…。

どうして家だと息子は癇癪が頻発して長引いてしまうのか、それがわからない。
そこで特別支援学校のクラス担任の先生に今困っていることを伝え、学校ではあまり起こさない癇癪が起きた時の対応方法を思い切って相談してみた。

先生からの見解

そもそも疲れてる問題

息子自身、朝8時からデイ帰宅の18時半まで10時間以上も家の外で過ごし、偏食であまり食べない給食とデイのちょっとしたオヤツだけで低血糖を起こしてイライラしている可能性もある。

先生からの提案

・デイサービス送迎時間を早めてみたり、時々休むなど
・帰宅後ひと口で食べられるものをすぐにあげる
 (ヤクルトや飲み物でも可)

そう!それはある…。
今年の3月までは幼稚園で15時前には帰宅することが当たり前だった息子。
4月からいきなり大人と同じようにフルで外にいるのは疲れているだろう…。
頭の片隅にはあったけど、自分の心の余裕のためにそこを見ないようにしていた自覚がある。(息子ごめん…)

癇癪時の対応についてのアドバイス

  1. ひたすら気持ちに共感する。(~したいんだね。そうだよね。今作って欲しいのか~)

  2. タイマーを使ってみる。(○○分したらTVみようね。ご飯食べようね。次の行動を伝える)

  3. 母親も一緒に寝転がってヤダヤダしてみる。

  4. そっぽを向いて無視する。

  5. 反応せずにジーッと見る。

  6. 怒る。正論で返す。

  7. クールダウン出来る部屋、暴れてもいい部屋を作る。(窓に段ボールや飛散シートを貼る)

  8. 鬼のお面を母がつけて黙る。

暴れてしまった時の対応

  1. 叩く蹴るをしてきたら私自身をクッションなどでガードする。(『お!いいパンチ!!いいね~!かっこいい!』など遊びにもっていく。段ボールで盾と剣を作って応戦する。)

  2. 叩く蹴るをする場所や物を作る。(段ボールの箱。箱に絵を貼る。お布団、クッションなど。)

これらは私達親が出来ることで、この対応の手数を増やしてみましょう!とのこと。

もう私達の中でやり尽くした感があったけど、まだまだ出来ることはあった。
だけども先生曰く、これらの対応をするのには私自身の余裕・ゆとりが無いと難しいし疲れてしまうので、帰宅までにエネルギーを蓄えておくことが大切だとおっしゃっていた。

すでにいくつかの方法は試していて、息子にこの対応は合う・合わないが見えてきている。

薬の増量

診察時にまた暴力的になってしまったと伝えたところ少し薬を調節することになった。
0.1グラムから0.15グラムに微増することに。
結果からいうと特に行動に変化は見られないが、副作用の便秘が進んでしまった感じがする。(次回、先生に相談してみようと思っている。)

この診察時に私は思っていたことを担当医に聞いてみた。

「息子がお薬を飲まなくなる時がいつの日が来るのでしょうか?」

飲み始めたら簡単にやめられないということも心配していたので思い切って聞いてみることに。
担当医からは「息子くんのタイプはおそらく生涯服薬し続けることになるかもしれません。成長の段階で、自分自身で我慢することが出来るようになればお薬は卒業出来るかもしれません。」と話しがあった。

正直、ショックだった。

私は続けて「お薬は中断すると、再開した際効かないなどあるか?」と聞いてみた。
担当医からは今のお薬が効いていれば、仮に中断したとしても同じ薬で再開可能という話しだった。

生涯服薬し続ける…という言葉が本当にショックだった。

数日間、私の今までの接し方が問題があってこうなったんじゃないか…とか色々考えて落ち込んでいたけども、逆に考えればこの薬を飲み続けることで息子が生きやすくなるならそれは良いこと。そして、これからの成長途中でもしかしたら自分自身で気持ちをコントロールする力を身につけられるかもしれない。私達の接し方や意識を変えるだけでも…と思うようになった。

きっと、思春期を迎えたあたりで周りが薬は必要だと感じてても、息子が必要ない!飲まない!という選択をする日が来るかもしれない。
今はその未来を心配するよりも、今の息子と向き合って大切に育てていきたいと思う。
その日が来たら、また頭を悩ますだろうけども。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?