【ダウの犬】という名の投資戦略

ダウの犬とは?

よく知られている株式投資の手法として「ダウの犬投資法」があります。この戦略は非常にシンプルで、高い配当利回りを持つ銘柄に投資するものです。
ここでの「犬(Dogs)」とは、株価が高い配当利回りの銘柄を指し、その銘柄が割安であることを示しています。
現在の株式市場は、アメリカの利上げの観測やロシアのウクライナ侵攻などの不確実性が存在する一方で、株式市場は下落基調で、時折買い場が見られる状況が続いています。
こうした市場状況では、株価の上昇を期待するよりも、高い配当を持つ銘柄に焦点を当てた投資が効果的とされています。そのため、今回はダウの犬投資法に焦点を当ててみました。

ダウの犬はどうやるの?

  1. 年末時点でNYダウに採用されている30銘柄から、配当利回りの高い順に上位の10銘柄を厳選します。

  2. 選ばれた上位10銘柄に対して、均等に投資を行い、そのポジションを1年間変更しません。つまり、1年間はこれらの銘柄をホールドし続けます。

  3. 1年後の年末に、再びNYダウに採用されている銘柄から、新たに高い配当利回りを持つ上位10銘柄を選び出し、ポートフォリオの均等額投資をリバランスします。

この手法により、高い配当利回りを持つ銘柄を選別し、投資ポートフォリオを最適化することができます。

日本版ダウの犬


日本版のダウの犬投資法はTOPIXコア30指数を用いて、配当利回りの高い銘柄を選別し、均等に投資して1年間ホールドする戦略です。
この戦略は、TOPIXコア30銘柄から選ばれた上位10銘柄に投資するもので、1年後には再び配当利回りの高い銘柄を選別してリバランスを行います。
この戦略を用いて、過去のデータからパフォーマンスを評価しました。
結果として、日本版ダウの犬投資法(10銘柄バージョン)は、TOPIX指数(配当込み)を大きく上回るリターンを示しました。
また、コア30銘柄の中から選ばれなかった20銘柄を均等に投資してリバランスを行った場合には、TOPIXよりも劣った結果でした。
つまり、高配当利回り銘柄の選別が効果的であったことが示唆されます。
日本版ダウの犬投資法では、コア30企業に焦点を当てることで、株価が下落するリスクをある程度制限できたと考えられます。
さらに、5銘柄に絞ったバージョンの戦略も検討しました。この場合、必要な資金が少なく、かつリターンも高かったことが明らかになりました。

最後に

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