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特許分析を行う際の分析軸設定②-特許分類をそのまま用いる際の工夫-

前回の記事では、特許分析の際になぜ分析軸が必要か?分析軸の種類、そして特許分類を分析軸に設定する際の留意点について解説しました。

今回は私が実際の分析・コンサルティングプロジェクトにおいて、どのように分析軸を作成・設定しているのかについて解説します。

独自の分析軸設定については次回に解説させていただくこととして、今回はレアケースではありますが私は特許分類をそのまま分析軸として使う場合の工夫について解説します。

5. 仮に特許分類をそのまま分析軸として使う場合の工夫

前回も説明した通り、特許にはIPC・FI・FタームやCPCといった特許分類が付与されていますので、これをそのまま使うケースもゼロではありません。

ただし、特許分類をそのまま分析軸として使う場合もちょっとした工夫をしています。

その工夫とは、

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