知財業界でコンサルタントとして独立する⑪-法人登記とオフィス-
「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。
「知財業界でコンサルタントとして独立する」シリーズ11回目のテーマは法人登記とオフィスです。
私は2017年5月に独立起業したときから、ビステーション新橋というレンタルオフィスに入居しています。
そもそも独立起業する際に、株式会社として登記するつもりでいたので、どこにオフィスを構えるか?というのが最初に悩んだところでした。
最初から立派なオフィスを構えて固定費を高くしたくなかったのもありますし、自宅で法人登記すると自宅の場所がバレてしまうので、レンタルオフィスやコワーキングスペースを中心に探していました。
私が独立起業したころも、レンタルオフィスやコワーキングスペースは増えていたので、場所をどこにするか?という点で悩んでおり、候補として神保町や大塚・駒込などをピックアップしていました。
では、なぜ今入居しているビステーション新橋にしたかというと、これは本当の偶然でした。
私のNGB時代の先輩で、既に退職されていて自営業をされていた方に少し相談することがあり、その先輩のオフィスに伺ったのですが、それがビステーション新橋でした。
当社オフィスにお越しになった方は分かると思うのですが、ビステーション新橋は新橋駅前ビル1号館という新橋駅地下汐留口に直結しており、アクセスは申し分ありません。
調べたところ1966年竣工ということで、既に60年近く経っている年季が入ったビルであることを除けば。。。。
さらに、私の場合、上述の通りオフィスを法人登記住所として登録したかったのですが、ビステーション新橋では法人登記代として追加費用が要りませんでした。
また独立当初はクライアントはゼロなので、個室を借りる必要もないとのことでフリーアドレスのスペースを借りていたのですが、その費用はなんと月1.5万円。これだけ駅近で、さらにこれだけ安いとなれば。。。ということで決めました。
ただし、レンタルオフィスの運営母体がしっかりしていないと、引っ越ししなければならず、法人登記住所を変更しなければならないため、ちゃんとした組織が運営しているかもポイントだったのですが、ビステーション新橋の運営母体は長谷工コーポレーションなので、数年でレンタルオフィスを閉じることはないだろうと考えて契約した次第です(おかげさまで7年経過しましたが、引っ越しせずに済んでいます)。
ちなみに最初はフリーアドレスからスタートしましたが、その後1人個室へ移動して、今は2人個室を借りています。
誰か採用しようと思って2人個室にしたわけではなく、荷物(特に書籍)を置くスペースが欲しいなと思っていたのですが、今年5月に塩谷さんがイーパテント・アクティスとしてグループに参画してくれたので、結果的に2人個室にしておいて良かったです。
最近は独立起業ではなく、副業する方も増えてきましたが、もしも副業する際に法人化を検討するのであれば、法人登記が可能(かつビステーション新橋のようにレンタルオフィス代に法人登記料込み)なレンタルオフィスやコワーキングスペースなどを探すことをお勧めします。