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特許検索マトリックスからJ-PlatPat論理式自動生成【簡易版】

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。

私がセミナー・講演で特許検索式構築について講義させていただく際、特許検索マトリックス®というものをベースに説明しています。

過去の書籍や

無料で閲覧できる論考「弁理士が知っておきたい 国内外特許情報調査の基礎知識

でも解説していますが、調査観点を整理した上で、キーワードや特許分類などをマトリックス上で整理するものです。この整理したマトリックスからキーワードのみのAND演算、特許分類とキーワードのAND演算など、各種組み合わせて検索式を生成します。

今回、簡易版にはなりますがJ-PlatPatで最低限の先行技術調査を行うための特許検索マトリックス→J-PlatPat論理式への転換Excelファイルを生成しました。

1. 簡易版特許検索マトリックス

簡易版特許検索マトリックスは

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のようになっていますが、いくつか例を使って説明していきます(現在背景技術と構成要素①~③の合計4列設定しています)。

1-1. 機械学習を用いたビジネスモデル

「機械学習を用いたビジネスモデル」を例に特許検索マトリックスを組むと、

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のように2列になります。Excelファイルでは

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2,080字 / 8画像

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