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Weekly 特許検索・特許分析

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#Fターム

電気自動車の特許分析を行う際の分析母集団検索式作成の考え方②-検索式を作成する-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 前回からスタートした「電気自動車の特許分析を行う際の分析母集団検索式作成の考え方」 初回は「分析対象範囲」について解説しました。 第2回では実際に私が作成した検索式をベースにキーワードや特許分類の選択について解説していきたいと思います。 3 私が作成した電気自動車の分析母集団検索式まずは私が作成した電気自動車の特許分析を行う際の分析母集団検索式について見ていただきましょう(利用してい

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MS Excelで特許分類を用いた特許分析を効率的に行うテクニック②-マッサージ特許訴訟を例に

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 年明け早々に の記事を公開しましたが、今回は記事で取り上げたMS Excelで特許分類を用いた特許分析を効率的に行うテクニックの続きです。前回は特許分類(今回はFターム)をそのまま利用しても大丈夫そうであると仮定して分析を進めました。 今回は分類階層も考慮した分類展開の考え方・テクニックについて解説します。 5 特許分類の階層構造特許分類が階層構造を取っていることは皆様ご存じだと思い

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MS Excelで特許分類を用いた特許分析を効率的に行うテクニック①-マッサージ特許訴訟を例に

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 2022年もそろそろ終わりますが、今年後半はnote有料マガジンの配信が滞ってしまい大変申し訳ありませんでした。 今年最後の記事として、これまでシリーズで取り上げてきたマッサージ特許訴訟を例にして、MS Excelで特許分類を用いた特許分析を効率的に行うテクニックについて紹介したいと思います。 本シリーズの前回では「特許分析時に特許分類をそのまま利用するか否かの判断をどうするか?」とい

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特許分析時に特許分類をそのまま利用するか否かの判断をどうするか?-マッサージ特許訴訟を例に

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 最近、noteの配信が滞っていて大変申し訳ございません。。。 先月はマッサージ特許訴訟を例にして、「キーワード検索で注意しなければいけない場合」について取り上げました。 今回は、マッサージチェア関連特許を例に、特許分析を行う際にIPC・FI・FタームやCPCなどの特許分類をそのまま利用するか否か、私がどう判断しているかについて紹介していきたいと思います。 1 まずは分析の目的と〇〇を

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特許分類のファセットの活用法-超電導を例に-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 一昨年秋に菅前首相が2050年までに脱炭素社会を目指すと宣言して、あらゆる産業で脱炭素へ向けた動きが加速しています。 そんな中、先日の日本経済新聞に送電時の損失がゼロになる超電導(超伝導)実用化に向けたニュースが取り上げられていました。 超電導(超伝導)については古くから研究開発や特許出願が行われてきましたが、コスト的な課題があり、なかなか実用化に至りませんでした。 上記のニュースで

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特許分析を行う際の分析軸設定②-特許分類をそのまま用いる際の工夫-

前回の記事では、特許分析の際になぜ分析軸が必要か?分析軸の種類、そして特許分類を分析軸に設定する際の留意点について解説しました。 今回は私が実際の分析・コンサルティングプロジェクトにおいて、どのように分析軸を作成・設定しているのかについて解説します。 独自の分析軸設定については次回に解説させていただくこととして、今回はレアケースではありますが私は特許分類をそのまま分析軸として使う場合の工夫について解説します。 5. 仮に特許分類をそのまま分析軸として使う場合の工夫 前回

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特許分析を行う際の分析軸設定①-特許分類を用いても良いのか?-

技術動向分析や競合他社分析など様々な特許分析がありますが、その際分析軸についてどのように設定しているでしょうか? 今回の記事では「特許分析を行う際の分析軸設定」について取り上げたいと思います。 なお、分析軸は分類項目や分析項目と表現することもありますが、本稿では「分析軸」という呼び方で統一したいと思います。 1. なぜ特許分析の際に分析軸が必要か?先行技術調査や無効資料調査、侵害防止調査・FTOなどの場合は、発明の構成要素を展開して、調査観点に整理します。 特許分析に

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【中編】次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」に関する特許を調べてみる

前回から引き続き次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」に関する特許に関する検索式をつくっていきましょう。 前回は予備検索からキーワードや特許分類を抽出して特許検索マトリックスとしてまとめるところまで解説しました。中編では作成した特許検索マトリックスをベースに樹脂集電体の検索式を作成していきます。 電極樹脂被膜に関する検索式は次回・後編で解説します(後編では近傍検索のテクニックについて触れます)。 4. 検索式作成の方針前回作成した特許検索マトリックスは2つありました。

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【補足】有料の特許検索データベースを契約している場合にFタームを用いてパテントマップを作成する方法

これまで3回にわたって「J-PlatPatとMS Excelを使ってFタームから統計解析マップ作成」について解説してきました。今回はJ-PlatPatではなく有料の特許検索データベースを契約している方(Fタームを含むCSVリストをダウンロードできる方)向けの補足となります。 前編:Fタームを用いたパテントマップを作成する際の考え方 中編:J-PlatPatとMS Excelを用いてFタームを用いてパテントマップを作成する(方法1) 後編:J-PlatPatとMS Excel

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【後編】J-PlatPatとMS Excelを使ってFタームから統計解析マップ作成-方法その2

今回は「J-PlatPatとMS Excelを使ってFタームから統計解析マップ作成」というシリーズで特許分析・パテントマップ作成について解説していきます。 本シリーズは本編3回+補足の全4回でお届けする予定で、今回は第3回目です。 前編:Fタームを用いたパテントマップを作成する際の考え方 中編:J-PlatPatとMS Excelを用いてFタームを用いてパテントマップを作成する(方法1) 後編:J-PlatPatとMS Excelを用いてFタームを用いてパテントマップを作

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【中編】J-PlatPatとMS Excelを使ってFタームから統計解析マップ作成-方法その1

今回は「J-PlatPatとMS Excelを使ってFタームから統計解析マップ作成」というシリーズで特許分析・パテントマップ作成について解説していきます。 本シリーズは本編3回+補足の全4回でお届けする予定で、今回は第2回目です。 前編:Fタームを用いたパテントマップを作成する際の考え方 中編:J-PlatPatとMS Excelを用いてFタームを用いてパテントマップを作成する(方法1) 後編:J-PlatPatとMS Excelを用いてFタームを用いてパテントマップを作

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【前編】J-PlatPatとMS Excelを使ってFタームから統計解析マップ作成-Fタームを用いたパテントマップを作成する際の考え方

本マガジンでは特許検索を中心に解説してきましたが、今後は特許分析・パテントマップ作成などについても取り上げていきたいと思います。 J-PlatPatとMS Excelを用いたパテントマップ作成方法については、既にイーパテントYoutubeチャンネルで動画をアップしておりますので、そちらをご参照ください。 今回取り上げるのは、J-PlatPatとMS Excelを使ってFタームから統計解析マップを作成する方法です。 本シリーズは本編3回+補足の全4回でお届けする予定です。

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【中編:検索報告書に学ぶ】アイロボットのルンバ(掃除ロボット)を例に特許検索を学ぶ

【検索報告書に学ぶ】アイロボットのルンバ(掃除ロボット)を例に特許検索を学ぶシリーズですが前回の前編では、 ・検索報告書の探し方 ・付与されている特許分類と検索式で利用されている特許分類の確認 ・検索アプローチの検討(特に無効資料を探す場合) について解説しました。 今回の中編では、追加調査すべき特許分類の検討と検索式の構築について解説していきます。 4. 追加すべき特許分類の検討4-1. 公報に付与されるIPC・FIについて理解する改めて今回の取り上げている特許を見

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