安濃町で農業やってみよう! 〜田植え編〜
安濃町を多方面で盛り上げるべくスタートしたアノウラボの活動。2つの活動拠点(安濃古道具店&DEER KICK LABO)での活動を中心にしつつ、でも安濃町でやりたいこと・挑戦したいことは他にも沢山あって。
そのひとつが「農業」でした。
アノウラボHPでも紹介していますが、安濃町は安濃川の中流に位置し、のどかな田園風景が広がり、近くには長谷山(はせやま 320m)と経ヶ峰(きょうがみね 819m)がそびえています。また、昭和初期までは麻などを用いた津綟子(つもじ)という織物が盛んに生産されており、16世紀の文献にもその記述が残されています。
そう、この自然環境やそこから生まれた文化も「安濃町の魅力」のひとつなんです!
田畑が多い安濃町だからこそ、農業するならどんなことができるだろうか?
いろんなアイデアが浮かんできますが、まずは「農業体験」という形で田畑に触れてもらう機会や人を増やせたらいいなー!
でも私自身は農業に関するノウハウがほとんどなく、自由に使える田畑も所有していないため、その想いやアイデアをなかなか形にできずにいました。
町内で会員制のレンタル農園を運営されている「ここファーム」さんでMY農園からはじめてみようとも思いましたが、レンタル農園だと関われる人もできることも限定的になってしまうし、私自身に農業の知識や経験が乏しすぎるので最初は農業従事者の方に指導してもらえる機会があれば嬉しいなー!
そんなことを考えながら日々活動していく中で、昨年出会った方が安濃町内で農業やっているとお聞きし、実際に現地に行かせてもらいました。
お邪魔してビックリ!10年以上前ですが、友人に誘われて一度この場所に来たことがあるはず!!圃場内にある特徴的な建物へ案内され、建物内にある囲炉裏でじっくり焼いた焼き芋を頂きながら、色々お話させて頂きました。
手間をかけるということ
この圃場は20年ほど前に土地を所有したそうで、敷地内には田畑以外にもビニールハウスや囲炉裏のある建物などもあります。安心して食べられる美味しい食材を「手間をかけて自分で作りたい!」と、はじめた当初から無農薬栽培にこだわり現在まで続けているそうです。
そして、コロナ前までは友人知人に声かけし、主に親子を対象に田植え体験や収穫祭などのイベントを開催していたとのこと!一時は関東など県外からも参加してくれたり外国人の参加者もいたそうですが、コロナ禍で数年ストップしていた状態でした。
アノウラボの活動を簡単に紹介しつつ「安濃町で農業体験したいんです」と相談させてもらったら、快く協力等を頂けることになりましたが、数年開催していなかったこともあり、参加者集めなど検討事項がいくつかありました。
なので、今回は主催メンバーから個別に声かけし、集まった参加者を対象にやってみよう!ということになりました。私も当日、お手伝いと記録撮影兼ねて参加してきました。
手植えによる田植えに挑戦!
当日は市内の親子を中心に20名余りが集まりました。心配していた天候も作業終了までもってくれて、作業も無事完了!
管理されている田んぼの一部を使って、手植えによる田植えに挑戦しました。最初は慣れない作業に悪戦苦闘しながら、でも作業を進めるとすぐに慣れて黙々と田植えを進めます。普段はこれを1人でやってるそうなので、その大変さは十分すぎるほど伝わってきましたが、子ども達が楽しそうに&真剣に作業している姿が印象的でした。
田植え終了後はみんなで昼食。各自持ち込みでしたが、主催の方がイワナを焼いてくださったり、みんなでたこ焼き作って食べたり、マシュマロやアサリなど美味しい食材を持ち寄ってくださったりと、終始モグモグしながら楽しい時間を過ごしました。
食べて楽しんだ後はみんなで片付けして、田植え編は無事終了。解散後しばらくして雨が降り出すという奇跡にも恵まれました。
唯一の後悔は、撮影とかに夢中で自分が田植えできなかったこと!でも作業などはお手伝いさせてもらったし、作業内容もひと通り理解できたので、来年もし開催できれば今度はバッチリ!作業できる…はず。笑
次回みんなで集まるのは収穫時期、もちろん手刈りによる収穫作業を行います。でも日々の作業は毎日ある(田んぼ以外の作業も沢山!)ので、合間見つけて少しでも何かのお役にたてればと思っています。
主催頂いた皆さん、ご一緒してくださった皆さん、楽しい時間をありがとうございました!
※今回の企画は一般募集を行なっていません。そのため参加受付や現地の詳細紹介などはできません。何卒ご了承ください。
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