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「アイスロード」と「囚人ディリ」見た

 バトグラやりながらウマ娘テキトー周回するとどっちも変な感じになるということを発見。簡単な作業と思っていても意外と負荷になる。それにしても安定してストーリーを勝ちたいのと因子狙いで育成したいでは方向性が違うので、ショータイムモードは虚無周回なりがちなので次やるときはどうにかしてほしいと思う今日この頃である。
 そんなこんなで映画の感想をいつも通りネタバレ込みで書く。

アイスロード

 アイスロードは実在する道である。早く走りすぎれば振動で氷が割れ、遅すぎればトラックの重みが氷に伝わり割れてしまう。そんな恐怖の道を空輸不可能な巨大爆破装置を採掘事故現場まで届けなければなくなった。季節外れの春に。助けを待つ人々のためにトラック野郎どもは封鎖されたアイスロードを走る。
 アイスロードの繊細さと死と隣り合わせの恐怖を味わえると思ったのだが、アイスロードを走る恐怖については序盤で早々に終わってしまう。なんせ採掘事故は会社の怠慢で発生し、それを誤魔化すために現場に閉じ込められた人々には死んでもらわないといけないからだ!
 アイスロード走ってるより、会社側が用意したプロの傭兵なのかなんなのか不明な妨害部隊と戦ってる時間の方が長くないか?正直そういう映画に見にきたんじゃないんだわってなり気分が一気に落ち込み、全然映画に見が入らない。
 アイスロードの説明を冒頭に文字で表示して期待を煽り立ててこれはねーよ。敵との戦闘が面白ければ持ち為せたかもしれないけど、最初の保険屋に偽装した敵がチョーしつこい。ここでリタイヤだなって思ったところで食いついてきていい加減死ね!ってやになっちゃう。あと主人公の弟はPTSDを抱えているんだけど、病院が入院させようと主人公が薬漬けにするんか!ってキレて連れ出しちゃうし、弟が作業を続けると危険なことに気付いてなんとか伝えようとすると気づいてもらえなくて罵倒されるし、最終的に死んじゃうしで踏んだり蹴ったり。
 びっくりするほど自分に合わなくて悲しいぜ。

囚人ディリ

 麻薬撲滅チームが麻薬回収に成功!長官の所で祝杯をあげた所、裏切者が酒に毒を混ぜ、薬飲んでるから飲まなかった腕を怪我したチームの隊長以外警備の警官含めて昏睡!毒が回り切るまでに警官たちを病院に運び、麻薬が保管してある警察署の防衛をしなければならない。隊長は応援を呼ぼうとするが昏睡する前に長官が警察の恥だから極秘でやれという無茶ぶり+ギャング側の妨害で一人でやることに。まずはトラックに警官を詰め込み病院まで行きたいが、腕を怪我して操縦不可、そのとき不審なやつがいたんで捕まえたといっていたことを思い出す。その不審な男、ディリをどうにかこうにしか脅して運転させ、隊長は道案内の若者一人を加えて警察で満杯のトラックを走らせる。一方ギャングたちは裏切者からチームの名前とトラックの居場所を聞き懸賞金をかけ追わせ、残りの者で警察署襲撃の準備をする。その頃転勤初日で道に迷って夜中に警察署についた警官ナポレオンに隊長から警察署の窓を扉を全部閉めろという命令が電話で届く。彼はわけもわからないまま、飲酒運転で逮捕された大学生たちを手伝わせてギャングが襲撃してくる警察署に立てこもることになる。

 軽くあらすじ書こうと思ったが思いのほか長くなってしまった。導入は丁寧、というか全編物語が丁寧に描写されるのよねぇ。そんなため上映時間は標準的な2時間を超え2時間25分。ディリの暴力パートは間違いなく面白いのだが、2時間越えする映画の内容かといわれると悩む。丁寧な描写ゆえ安易にここ削れとかはいえないんだけど、せめて2時間、たぶんストーリーの大きさを考えると100分ぐらいでもいいんじゃないかと思える。
 そんなこんなだがディリの暴力パートは最高!めっちゃ強い、強い理由は若いころケンカに明け暮れていた程度しかないが、蹴って殴って投げ飛ばしてとやりたい放題。敵がディリに一斉に覆いかぶさるが、ディリが腕だけ突き出して全員ぶん殴っていくのは最高だった。警察署についたときこの大人数また素手でぶっとばすんか?と思ったら麻薬と一緒にギャング側の武器も回収してて最後ガトリングガンぶっ放すのはめっちゃ面白かった。そんなの密輸できるくせにギャング側が武器持ってないのは違和感あるけど。ついでに他の違和感ポイントは、最後まで隊長を助けるのは自分にメリットがあるからって態度を崩さず、警察署突入前に約束を反故にしたら許さんとまでいったのに、事件が終わったら隊長との仲良し。アレするのなら突入前のセリフいらなくない?後トラックを坂から落として発信させた意味はなんだったんだろう?
 自分は面白い部分は面白いがそれ以外はイマイチ!という評価だったが結構評判はいいので楽しめる人は楽しめるのかもね。

次回へ

 見ようかなと迷っていた聖地Xはホラーじゃなくて世にも奇妙な物語に近いという話を見て見るかどうか迷い中。気になるレビューは多いのだが二時間+千円だからね、その時間でネトフリなりアマプラなり見たほうがいい可能性もある。とりあえず来週はベロゴリア、この手の章仕立てのファンタジーは指輪物語以外は打ち切り喰らってるらしいがこいつはどうかな?確かめていきたいね。次はエウレカ、テレビ版はほとんど見なかったかが映画は1,2と見た。テレビ版のファンが怒りそうな内容だと思ったが実際どうなんだろうな?テレビ版に思い入れはないのでエウレカの世界をどう閉めていくのか気になるねぇ。とりあえず何にもなかったらこの二作で

さぽーとすると映画館にいくかいすうが増えます