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お前は「天下一ヴドゥ祭: 新たなる挑戦者の登場」を読み、夢を思い出せ

天下一ヴドゥ祭
ザンダラリ・トロル族の全能なる神王・ラスタカン王が彼の名の下、一世代に一度の大イベントを主催する。それは史上最強のトロル達が率い、ロアの加護を受けたチーム同士による、時間無制限・何でもありの大乱闘。華麗なまでに苛烈なる、トロルが思うままにトロルである宴。それが、「天下一ヴドゥ祭」だ!
ストラングルソーン峡谷の蒸し暑いジャングルの中にそびえ立つ、グルバシ闘技場。過去の栄光と、豪快なる闘いの喜びが染みついているその聖地こそが、祭の舞台だ。ヴドゥ祭のルールは1つ
「ルールは無い!」

天下一ヴドゥ祭はデジタルカードゲームハースストーンで登場した舞台だ。お前は「えっ?カードゲームの話なの?遊戯王みたいなやつ?おれハースストーンのルール知らないよ」とたじろぐかもしれない。

だが問題はない。この物語はカードのモチーフとなった世界の話、天下一ヴドゥ祭へと挑もうとする若者の話だからだ。

だからカードゲームの知識は要らないし、物語もシンプルでハースストーンの元となったウォークラフトの知識もいらない。トロルの青年リッカーの無謀な挑戦を、ただ見守ればいい。

ここから第一話が読めるので、クリックしたお前には、ここから下は必要ない。二話以降はここの下の方からアクセスしろ

だが話の簡単な説明をみたいという奴もいるだろう。まずは始まりからだ(背景のあるやつは物語の大体の要約だ)

幼き日、父に肩車をしてもらい見たヴドゥ祭。そこで決勝戦を制す闘士を見たのだ。いつかあの舞台で名を轟かせたい。そして20年後、闘技場に入場する客の列に並ぶ。

お前は幼き日の感動を覚えているか?その時抱いた夢は覚えているか?それを叶えようと行動したことは?おそらく全く覚えてないものはいないだろうが、行動したものは少なく、夢をかなえたものとなればわずかだろう。

トロルの青年リッカーは自らの意思で大舞台の列へ並んだ。夢を行動に移した時点で、この男の熱意はすさまじいものだ。お前は「えっ?客の列に並んだの?闘士として舞台に立ったんじゃないの?」と思うかもしれない。そのことについては後でわかる。今はリッカーに集中しろ

このリッカーという男、抜け目のない男だ。地の文で「人生のすべてを捧げてきた」と語られるように、抜かりがない。恐るべきダフ屋がチケットを高額で販売する中、二年前にチケットを買うという方法を披露し、素早く列に並んだ。ヴドゥ祭は危険な熱気の溢れ、いい席の奪い合いは、舞台で繰り広げられる戦いと同等ともいわれる。二年前に計画を立てられることから、ただの夢見るマヌケではないことがわかる。

リッカーの狙いは祭りへの飛び入り参加だ。戦いはチーム戦で行われる。うまく参加者と出会えばチームに入れるかもしれない。

「人生のすべてを捧げてきた」のに事前に各チームにアプローチしないのと疑問に思う奴がいるかもしれない。俺も思った。ただ彼の出身は都会とは遠いらしいこと、20年鍛え続けてきたから、そういう時間がなかったのだろうと考える。強さが全ての世界だ、セコセコした交渉より、鍛えぬき直に強さを見せたほうがはやいと考えたのだろう。

飛び入り参加のために良い席を探すが、空いていた席は実況タワー近く。戦いの舞台とはあまりにも遠い。どうすればいいのかアレコレ考えを巡らせ、参加チームの一つを思い出す。「シャークス」絶対にルールに従ないチーム、ルールを破ることを楽しみ、ルールを破るためにルールをでっち上げたりもする
ヴドゥ祭にルールはない――リッカーは実況ボックスのマイクを奪う。

夢見る若者が夢のために一世一代の大勝負を仕掛ける。おれはここで、血をたぎらせた。夢のためにここまで大胆な行動に出る、ワクワクしないわけがない!この結果どうなったのか?それはお前の目で確かめてくれ。

後マイクあるの?と思った人もいるかもしれないが、ハースストーンの世界は剣と魔法もあるし、メカもいる。ヴドゥ祭の一つ前はメカメカ大作戦というメカ種族中心の舞台だった。

さて最後に全部を読むならここからだ。もう一度張る。ちなみにこの物語はまだ完結してない。どのくらい続くのかは知らん。追って確かめろ。

ついでにリッカーのヴドゥ祭への挑戦はゲームとなっており、ハースストーンで無料で出来る。ハースストーン自体プレイだけなら無料なので、無料×無料でお前はスゴイ無料が出来る。やれ

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