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地方創生を推進!複業クラウド for Public、連携自治体の導入後コメント

「複業クラウド for Public」は、専門人材不足の地方自治体が複業人材の登用により地方創生を推進できるサービスです。民間複業人材と自治体職員の協働プロジェクトにより行政課題・地域課題の解決を実現しています。

自治体と連携した実証実験は、すでに32自治体で実施されています。そこで今回は、これまでに連携した自治体さまからいただいたコメントをご紹介します!

奈良県三宅町 町長 森田 浩司さま

複業クラウド(旧Another works)を導入した今回のプロジェクトの開始前、職員からは「また町長が変なことを言い出した」くらいに思われていたと思います。3か月の実証実験という形でのスタートでしたが、プロジェクトのゴールが明確には見えないために、職員にも私にも漠然とした不安がありました。不安げな顔を見せる職員の様子を見て、「自由にミーティングに参加してほしい」とだけ伝えました。その後 何度かミーティングに参加しましたが、同席した職員に発言を求めたところ、全員がしっかりと自分の意見を述べていたんです。これまであまり目立っていなかった若手職員が、課題意識を明確に持っていることに驚きましたし、多くの行政課題を職員と共有する良い機会となりました。

今回のプロジェクトを通じて、「何ができるか」というより、「どう広がるか」に期待していました。これからの社会では、行政も民間も、お互いの働き方が変わっていくと思うんです。プロジェクトの動きがいろんな地域に広まれば、地域にいい人材が集まる、地域が元気になる、そのきっかけになると信じています。日本で二番目に小さい町が起こす「うねり」にも、今後注目してほしいと思います。

埼玉県横瀬町 町長 富田 能成さま

横瀬町は、埼玉県秩父地域にある人口8千人弱の小さな町です。とても住みよい町ですが、人口減少が最大の行政課題。町では、人口減少が続く町の未来をかえるため、官民連携プラットフォーム「よこらぼ」などを活用して、様々なチャレンジを実施しています。

そんななか、「よこらぼ」に当社から「複業人材と創る横瀬の未来プロジェクト」の提案があったのが2020年8月。すぐに採択して人材募集したところ、広報デザイン、健康にかかるデータ分析、国際交流の3分野で(3人の)優秀な人材に出会うことができ、私たち小さな役場のマンパワーでは到底カバーしきれないこの3分野で新たな価値を創造していただきました。因みにこの3人のうち2人とは、現在も町とのかかわりをもっていただいています。この国における「働き方」は、これから、どんどん多様化柔軟化していくでしょう。当社には、この国の「働き方」を変えていく原動力になってほしいと大きな期待をしています。

福岡県豊前市 市長 後藤 元秀さま

コロナ禍で社会経済情勢が急速に変化する中、複業という形で、キャリアを積まれた民間の皆さんの力を借りることにより、市の施策の迅速な実現が可能になると思います。就業人口が将来的にも減少する状況において、官と民が持つ人材・情報・力をシェアすることで、市単独では難しい課題解決や業務の効率化を図ることもできると感じています。

今回の複業人材プロジェクトを通じて、普段抱えている問題の洗い出しや今後展開していきたい施策、イベントに関する意見交換がこれまで以上に活発にできるようになったようです。また「こういうことをしたい」等、自らの考えを相手に伝えようとする積極性が、最前線の各職員から出てきたことはとても嬉しいことです。民間の競争の中で培ったスピード・突破力を職員が「必要だ」と感じてくれたと確信しています。今後の職務においても、より高い成果が期待できるはずです。

複業クラウドに期待することは、業種の枠を超えた様々な連携の形を創出していただくことで、自治体も前向きなチャレンジがしやすくなり、それにより職員も幅広い視野と経験を得ることができると考えております。行政執行力、人材の育成強化です。ありがとうございました。

宮崎県延岡市 市長 読谷山 洋司さま

行政にとって必要なもの、それは「お客様目線」「行政サービスの受け手目線」です。役所の仕事は、とかく「行政サービスの提供者目線」だけで行われがちですが、例えばコロナの中での市民への効果的な情報提供や、市外・国外に向けたシティー プロモーションなどは、行政側だけの「目線」ではうまくいきません。

そのため、延岡市は、株式会社Another works様と連携協定を締結し、広報業務やDX、地域通貨「のべおかCOIN」事業で専門的知見を持つ8名の複業人材の方々に我々の仲間として、一緒に仕事をしていただきました。
その結果、延岡市職員は意識が変わり、視野が広がり、そしてより良い仕事ができるようになりました。

昨年8月、延岡市は政府から「スマートシティ」に選定され、交通・防災・教育・医療などのDXが進むとともにIT企業も次々に進出しています。「空飛ぶクルマ」の実証事業の実施も決まりました。このような新しい動きの中で、複業人材の方々が 活躍するチャンスも拡大しています。
まず地方から変えていく。
「新しい延岡づくり」に向け、私たちの仲間になりませんか?

滋賀県守山市 宮本 和宏さま

地方創生の柱に掲げる「起業家の集まるまちづくり」。限りある人材、予算で、起業を取り巻く環境変化に対応し、県内外の起業家の認知・共感を得るには、行政視点だけでなく、都市部に住む起業家の視点、また民間人材の知見、ノウハウや情報のスピード感が必要だと感じ、民間複業人材との連携を決めました。

本市は「起業家の集まるまち」を官民で創るプロジェクト形式で実施し、5か月間、毎週のように協議。仮説検証を繰り返す過程で、市内外の様々な起業家、支援機関を巻き込みながら進み、気がつけば私自身も参画していて、プロジェクト後に今後進むビジョンが明確になっただけではなく、結果的に市の取組の発信や町全体の機運醸成、ビジョン共有につながったと思います。

複業を文化にするAnotherworksの挑戦は、複業人材のみならず、地方のまちやヒトも幸せにする素晴らしい取組だと思いますので、さらなる挑戦、そして進化を期待し引き続きの連携をお願いします。

大阪府岬町 副町長 松岡さま

岬町は大阪市内から約1時間、関西国際空港から約30分の位置に立地し、海・山のどちらも楽しめる自然環境豊かな町なのに、あまり知られていないということから、複業人材で広報・マーケティングアドバイザーを活用しました。国内外問わず、多くの方に岬町を知ってもらいたい、という想いでした。

実証実験では、若手職員12名によるプロジェクトチームを結成しました。若者全員がSNSに長けてると思っていたがその考えは甘かったです。LINEは全員使用しているけれど、その他のSNSに詳しい職員はほとんどおらず、ゼロからの出発でした。しかし、アドバイザーの方からSNSのそれぞれの特徴や投稿方法などを教えてもらい、3年後の取組目標を設定したうえで令和3年9月から岬町公式Instagramを開設しました。実証実験終了後、メンバーから「自分の投稿にいいね!が付くとうれしい」、「今まで話したことない職場の人と話せた」、「岬町のいいところが分かった」など、期待以上によい成果になりました。

今後、さらに少子高齢化の中で、地方自治体でも労働者不足への対応が急務であり、複業人材はそれを解決するのではないかと考えています。当町においても複業人材を積極的に進めていきたいです。

高知県宿毛市 市長 中平 富宏さま

大林社長をはじめ、㈱Anotherworksのスタッフの皆さんには、実証事業の実施にあたり、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
宿毛市では昨年の7月から今年1月末までDX・広報分野での実証事業を行いました。

令和2年度から3年度にかけて、本市はデジタル社会の基盤となるマイナンバーカードの普及を進め、行政サービスのデジタル化に取り組んでいましたが、デジタル化を進めるにあたり課題となったのは専門的な人材の不足でした。そこで本市では、専門的知識、経験を持った外部の人材の方々のお力をお借りすることとし、広報分野と併せて、複業人材の登用による取り組みを実施させていただきました。

実証事業は、複業人材の方々と市職員とのプロジェクトチームにより取り組みましたが、外部人材ならではの目線、そして現役で活躍している方々の専門的なスキルは職員にとって、大変よい刺激となり、大きなプラスになったと思います。
今回の実証事業を通じて、行政における複業人材の活用に大きな可能性を感じました。複業人材の活用は地域課題の解決や関係人口の創出など、地域を盛り上げることにもつながっていきます。今後、更なる本プロジェクトの広がりを期待しております。

香川県さぬき市 市長 大山 茂樹さま

現在、世界は新型コロナウイルス感染症の影響により「リアルな人の流れ」が生まれづらい状況にあります。このため、この地域に暮らす市民に「一つ上の質の良さ」を感じながら生活していただくためには、これまで以上の創意と工夫が必要であると考えてきました。こうした模索の中で出会ったのが、「挑戦する全ての人の機会を最大化する」をビジョンに掲げるAnother works様です。

本市では、「複業クラウド」を通じて、素晴らしい知見と経験を有するアドバイザー3名を登用することができました。そして、6か月間の活動を通じて「自治体の力だけでは解決できない困りごと」と「自らの個性・スキルを生かして地域貢献に挑戦する複業人材」が結びつき、この地域に新しい変化や発展のきっかけがもたらされたと実感しています。今後は、このきっかけを逃すことなく最大限活用できるよう挑戦を続けていく所存です。

Another works様との出会いは、本市にとっての新たな挑戦の端緒となりました。こうした挑戦の輪を全国へ展開するためにも、貴社の益々の発展を祈念しております。

大阪府東大阪市 市長 野田 義和さま

職員には機会がある度に、自分の組織から「外」を見る、「外」から自分の組織や仕事のやり方を見る、これらができなければ、満足のいく住民サービスを提供することはできないと話しています。

そのためには、実際に外部の人材と交流し、その人材がもつ優れた感性やノウハウに触れ、吸収する必要があると考えています。しかしながら、日常の業務の中ではそういった経験を得ることが難しく、課題に感じておりました。

今回の株式会社Another worksとの取組みにより、民間ならではの見識を持った人材からの助言を通じて、「外」からの目線、感性に触れ、知見を得られたことは、職員らに大きな気づきを与える機会になったと感じています。

今回のプロジェクトは、地方自治体にとって画期的な取組みであり、高い専門性を持つ民間人材がまちづくりというフィールドで個性を発揮頂く場面が増えることにより、地域の活性化に繋がっていくことを期待しています。

熊本県大津町 町長 金田 英樹さま

就任当初より「官民連携」や「民間の発想や業務手法の活用」による組織の多様化・活性化を基本方針の一つに位置づけています。これまでも民間との様々な連携に取り組んできましたが、事業マネジメントにおけるより深いレベル、あるいは職員の意識レベルで、新しい風を吹き込むには別のアプローチも必要だと感じていました。複業人材の導入は一部試行的な取り組みで難しい部分もありましたが、やり取りを重ねるうちに改善が進み、有意義な成果を得ることができました。

特に、アウトプットの部分はもちろんですが、「多様な視点・アプローチの重要性」や「組織風土・文化が違う事業者とのコミュニケーションは想像以上に難しい」ことなどを”体感”できたのは大きな収穫でした。その後、町として地域活性化起業人制度により大手企業から職員の方々を受け入れ、さらに今秋に向けて大津町役場初の民間キャリア採用を行うに至りましたが、今回の事業で得たものは、大きな試金石となりました。Another works様、そしてアドバイザーの皆様には、この場を借りてあらためて心からの感謝を申し上げます。

徳島県阿南市 市長 表原 立磨さま

今回複業クラウドさんとの協働を依頼した動機を一言でいえば「見えない資産を得ること」です。昨年度3つの分野で7名のタレントさんにご協力いただきながら、市職員が新たな手法を積極的に取り入れ前向きに変化を受け入れる姿勢を身に付けられたこと、そして民間の有能な人材との協働を通じ生きた人間関係を構築できたことは、正に「見えない資産」であります。

また、官民連携におけるアクセラレーターとしてご尽力いただいた鷲見さんの存在は大きかったと感じています。今後も職員自ら身を乗り出し、官民連携のダイナミズムを体感することを「糧」にして欲しいと期待しています。

愛知県南知多町 町長 石黒 和彦さま

様々な地域課題の解決に向け取り組む中、本町においてプロジェクトマネジメントが課題となっておりました。そんな時、職員から複業クラウドを活用してプロジェクトマネジメントに関するアドバイザーを登用する実証実験について提案がありました。

正直に申し上げて、最初はうまくいかないと思っておりましたが、非常に多くの方に応募いただき、素晴らしい人材に巡り合うことができました。民間の人材とのかかわり方について悪戦苦闘していた職員も、次第に意識が変わり、進んで業務改革案を提言するようになり、そこをアドバイザーの支援によって実際に行動に移す事例も出てきました。

外部のアドバイスをいただくのは業務委託に基づくものしか手段がないと考えておりましたが、本実験を通して複業人材という新しい関わり方に大変刺激を受けております。まさに、官民共創により価値を共に創造する醍醐味を本実験から味わうことができました。

岐阜県垂井町 町長 早野 博文さま

本町のデジタル化が他市町に遅れをとらないようにするための方法を模索していたところ、複業クラウドの存在を知り、民間の人材を登用することで、職員の意識改革に繋がればとの思いから連携協定を締結したところです。

就任していただいたDXアドバイザーは、デジタルに関する知識がとても豊富な戦略家で、豊臣秀吉の参謀である我が町の誇り、軍師「竹中半兵衛重治公」を彷彿させる方でした。「DXは住民生活における利便性の向上や業務の効率化を図る手段であり、システムを導入することがゴールではない」との強い思いで対応していただき、本町のデジタル化への一歩を踏み出せたと実感しています。

三重県伊賀市 市長 岡本 栄さま

全国的な人口減少、少子高齢化が進行し、以前にも増して行政課題や住民ニーズが多様化する中で、その対応が大きな課題となっています。さらに、コロナ禍による「新しい日常」の構築が不可欠となっており、これまでの枠にとらわれない「民間視点」を取り入れていく必要性を感じていたところです。

その様な中、今回「複業クラウド」を通じて高いスキルや見識をお持ちの3名を市のアドバイザーとして登用することができました。アドバイザーの方には、5カ月足らずのプロジェクトでしたが、特に自治体DXを進める上でデジタル自治の道標となるアクションプラン策定への支援、またサービスの受け手(顧客=市民)に視点を置いた思考研修も実施いただき、職員への意識醸成に十分繋がったと思っています。

貴社のこうした「複業クラウド」の取り組みは、行政と民間の「共創」を推進し、「地方創生」を導く原動力の一つとして期待するとともに、更なる発展を遂げられることを祈念しています。

兵庫県三木市 市長 仲田 一彦さま

三木市では、以前から記者発表や広報紙、ホームページなどを通じて情報発信に努めてきました。しかしながら、市民から「市が何をしているのか分からない」という声をいただくなど、市として情報発信の見直しを行う必要がありました。

三木市では複業クラウドを通じて3名の複業人材を広報アドバイザーとして登用し、主に「職員の意識改革」、「メディア掲載数の増加」、「情報の整理」の3点に重点をおいて取組を進めました。結果として、いずれの重点項目においても改善が見られ、取組が着実に前進していると感じました。高度な能力や経験に基づくアドバイザーからの助言が職員によく響いたのだと考えています。

少子・高齢化や人口減少社会など、社会環境が大きな変化を迎える中、行政ニーズに対応するために市の業務改革は急務となっています。このたびの実証実験は大きな成果であったと考えます。今後においても複業クラウドを通したマッチングが自治体の抱えるさまざまな課題の解決に寄与されていくことを大いに期待しています。

広島県熊野町 町長 三村 裕史さま

本町が複業クラウド実証実験を導入した理由は、町の課題や取り組みに対し、様々な専門家による多面的な提言により新たな価値がもたらされるのではと期待したためでございます。

期間中は、主に4つの事業を実施しましたが、3か月と短い期間の中でも期待以上の効果があったと感じております。特にSNSアドバイザー事業では、本町の現状に対して的確なアドバイスをいただいたことにより、インスタグラムにおける撮影方法やタイトル等に工夫が見られるなど職員の認識にも変化が見られました。

また、町内にある郷土館の利活用方法についてアイデアを募集する事業では、6件の応募があり、様々なキャリアの方から貴重なご提案をいただきました。サイトを通じて多くのアドバイザーの目に触れたことで、実際に本町へ来訪いただいたアドバイザーとの交流が生まれるなど広がりのある事業となりました。今後は、特定のテーマ(課題・事業)に対して、コンペ方式でアイデアを広く募集するような取り組みが行われれば、更に多くのアドバイザーに関わっていただけるのではないかと感じております。

愛媛県西予市 市長 管家 一夫さま

 昨今、地方自治体が、急速かつ強制的に様々な分野でデジタルの活用が不可欠な状況となりましが、自治体職員のみでデジタル分野に関する人材の確保は、困難な状況であり、また、行政施策の推進には、今後広報の役割が重要になっている中、複業クラウド(旧Another works)様の複業マッチングプラットフォームにより3名の方にご協力いただくことになりました。

 各分野でのミーティングにおいて、外部の視点からのアドバイス、各種意見交換により、新たな視点での考え方、取組み方を学ぶことができ、これまで以上に問題意識を持って、行政課題の解決に取組むきっかけとなり良い機会となりました。

 複雑化する行政課題には、もはや行政だけではなかなか解決が困難であり、民間を含め様々な業種の方と一緒に取り組んで行く必要があるのではないかと感じております。

 複業クラウド様のプロジェクトが今後さらにいろんな地域に広まることで、課題解決に的確な人材が集まり、課題解決につながって、地域全体が活性化することを期待しています。

長崎県壱岐市 市長 白川 博一さま

複業クラウドを導入は、地域活性化企業人制度で本市に派遣いただいている方からの紹介がきっかけでした。大林代表と面談した際、「進取」の精神に意気投合しました。

まずは3か月の実証実験という形でのスタートでしたが、業務を委託するのではなく、職員自らが行動し、民間人材に伴走いただくことで共創する新しいスタイルの働き方に、不安定な社会で山積していく行政課題に向き合う職員力の向上を期待しました。

実際にプロジェクトを実施して、行政の外の視点で様々なアイデアをいただき、職員の成長が伺えました。また、アドバイザー皆様には、実際に本市に足を運んでいただけるほど、ファンになっていただきました。今後も、このご縁を繋ぎ、引き続き本市のサポーターとしてご協力いただきます。次のステップは、職員の成長をどう地域に還元していくかが重要です。具体的なアクションを起こしていきつつ、複業が当たり前の世の中になり、人を起点に地域が活性化していく社会の実現に期待しています。

京都府与謝野町 町長 山添 藤真さま

行政や住民が持つ資源や知識・発想だけではなく、民間の知恵・技術・創意工夫を柔軟に取り入れて地域共創を推進していくことが有益だとあらためて認識しました。

今回、広報広聴戦略の策定において、常にゴールやターゲットを意識することの重要性等、様々なアドバイスが職員の意識変化につながり、今後の業務にも活かされると思います。今後も異なるプロジェクトで複業人材を登用したいと考えており、複業文化のますますの醸成に期待しています。

大阪府太子町 町長 田中 祐二さま

少子高齢化社会の進展や新型コロナウイルス感染症への対応など、時々刻々と変化する社会情勢に対応していくためには、行政の役割やあり方も、従来からの古い考え方や価値観から脱却し、変化していかなければなりません。
この度、6か月間の実証実験という形ですが、各分野でご活躍されているプロフェッショナルの視点や知見をお借りしながら、ともにプロジェクトを進めているところであり、どのような成果につながっていくのか楽しみにしています。

また、民間のプロフェッショナル人材との取組みは、本町職員の公民連携の意識を高めるとともに、幅広く柔軟な考え方を持ち果敢に課題に挑戦していく人材の育成にもつながる貴重な場となっています。今後、どのような化学反応が起き、また、「複業」をキーワードにどんな新たな展開が始まるのか、ワクワクしながら期待しています。

石川県小松市 市長 宮橋 勝栄さま

公務員は、やはり優秀です。真面目にコツコツと正確に事務を進めます。長年の公務の中でしか得られない知見も多く、人材育成は一朝一夕ではないと実感しています。一方で、実は優秀である人ほど、やらない理由を探し、前例にないことに取り組むことに消極的な面があるのも事実です。しかし、社会に大きなインパクトを与える公共こそ、楽しく、大胆にチャレンジすることが大切です。

そこで、チャレンジ精神あふれる複業人材との関わりの中で、化学反応によって職員から大胆な提案が出てくることを期待して複業クラウドの導入に至りました。まずは、SNSマーケティングアドバイザーという職種からスタートしましたが、その必要性をAnother worksさんとの協議を進める中で職員自らが提案してきたものであり、確実に変化を感じています。

今後は、法的な課題をクリアし、公務員こそが複業人材として民間企業でその知見を活かすことができれば、公民双方がもっと成長していうことができると大いに期待しています。

石川県能登町 町長 大森 凡世さま

石川県能登町には日本三大イカ釣り漁港の一つに数えられる小木港があります。この小木ブランドのイカを全国に広めるため、2020年にイカを食し、学べ、海を体験できる九十九湾観光交流施設、通称イカの駅つくモールを開業しました。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で魚価の低迷や消費の減少、外出控えによる人の流れの減少など、町を支えるイカ漁や観光業に大打撃を受けた時期でもありました。

こうした中、小木のイカをもっとPRし、コロナ禍が明けた後の経済V字回復を目指すためイカの駅つくモール敷地内に大型イカモニュメント「イカキング」を設置しました。設置以降は8万人以上の方に来場いただき、SNSやニュースなどでも紹介されましたが、具体的な経済効果の検証が行えない状況でした。

そこで、Another works社の協力をいただき複業クラウドにて民間専門家の方にアドバイザーとして就任していただきました。今はまだプロジェクトの途中でありますが、職員からは優秀な人材に算定を進めてもらっていると聞いています。

テレワークや複業が一般に認知されてきたからこそ、複業クラウドがマッチする場面が多くなってくると思います。関係人口のきっかけともなる複業人材が広く活躍されることを祈っております。

群馬県伊勢崎市 市長 臂 泰雄さま

地方創生の実現に向けて、官民連携や民間活力の導入による取り組みが重要であると考えており、本市において官民連携をより一層進めていくため、複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を展開する株式会社Anotherworks様と、本年3月14日に連携協定を締結させていただきました。
まずは実証実験として、「広報PRアドバイザー」の1職種で複業人材を公募したところ、優れた知見や才能、実績をお持ちの民間人材の方々から応募いただき、2人の方を登用させていただくことになりました。

本市の広報活動では、市HPやSNSを通じて多くの情報を発信している⼀⽅、広報紙による情報発信には限界を感じております。時代に即した広報媒体の変化に伴う情報格差を最⼩限に抑え、より多くの皆さんに必要な情報をタイムリーに届けなければなりません。この課題解決に向けて、民間複業人材の知見を活かしたアドバイスをいただき、職員の意識改⾰をはじめ、誰もが情報を受け取りやすい環境づくりが進んでいくことを期待しています。

北海道比布町 町長 村中 一徳さま

新型コロナウイルス感染症の流行により、テレワークやワーケーションなど様々な働き方が日常となり、働き方の変化により副業も珍しくない時代となりました。

公務員にも副業の扉が開かれようとしているなか、Another works社さんと出会い、金銭報酬を目的とした副業ではなく、経験報酬や感情報酬を目的とした「複業」との考え方に共感しました。まさに、地域の課題を解決すべく公務員が目指す「複業」の姿であると思います。地方創生のもと、全国の自治体がそれぞれの課題解決のために全力を尽くしています。

この度は観光振興と情報発信について依頼し、これからプロジェクトを進めていきますが、これまでは委託費で「丸投げ」していたようなことを、専門知識を持つ人材と自治体職員が協働で解決策を導き出す作業は、小さな町の職員にとっては貴重な経験となり、間近に複業を感じることもできます。
 Another works社さんとの連携により、職員の人材育成としても大きな効果が得られることを期待しております。

静岡県磐田市 市長 草地 博昭さま

磐田市では、「安心できるまち 人が集まる磐田市」を目指して、市政運営を進めています。しかし、日々変化する社会状況に、行政だけで対応していくことは困難です。そのため、山積する課題に対応する一つの手法として、公民連携の強化に取り組んでおり、""複業""という新たな視点で民間人材の活用を進める本事業に大きな可能性を感じ、導入を決断しました。

複業クラウドに登録された様々な経歴を持つ方々の、優れた知見や技術により、市では考えつかない提案がもたらされ、行政課題の解決が図られるとともに、この取り組みが職員達の良い刺激となり、成長につながる好循環が生まれることを期待しています。

貴社との協定締結の際には、大林代表取締役CEOから「必ず実績を出す」と力強いお言葉をいただきました。今回の実証実験により、貴社が取り組まれる""複業""による公民連携が地域活性化に寄与することを証明していきたいと考えておりますので、ぜひ、今後の磐田市に注目してください。

茨城県行方市 市長 鈴木 周也さま

本市では、まちの将来像である『笑顔で住み続けたいまち、行方』の実現に向け、今日まで継承されてきた歴史文化や豊富な地域資源を生かし、市民と行政が一体となって特色あるまちづくりを進めています。

一方、急速に進展している人口減少や少子高齢化は、本市においても深刻化しており、これらの地域課題や多様化・複雑化する市民ニーズに対して、これまで以上に「組織」として迅速かつ適切に対応していく必要があります。
私自身、民間での経験があり、行政職員の働き方については以前から悩みを持っていました。特に、社会が目まぐるしく変化する近年にあっては、いかにして効率よく、実効性のある取組を進めていくべきかなど課題を感じていました。

今回のプロジェクトを通じて、「民間複業人材」という多様かつ専門的なノウハウや知見を持った外部人材と本市との協働により、新しい視点、発想で働き方改革や業務改善を進め、「組織」に変化を生み出していきたいと考えています。

山形県朝日町 町長 鈴木 浩幸さま

「まちづくりには、民間の優れた知見を取り入れる必要がある。」こうした想いから試行錯誤の中、事業ごとに連携を実施してきました。「もっとスムーズな連携ができないものか‥」複業クラウドを知ったのは、こんな悩みを抱いていた令和3年12月のこと。既に新年度予算も固まりつつある時期でした。

“副業”ではない“複業”の概念を知り「求めていたのはこれだ!」と即検討を開始。DXアドバイザー採用を目指し、令和4年4月に協定締結の運びとなりました。現在、人と人との接触が大幅に制限され、つながりの希薄化が懸念されています。こんな時だかからこそ、新たなつながり方「複業クラウド」が共感を呼び、受け入れられているのではないでしょうか。

本事業に期待することは3つ。第1にDXによる町民の利便性向上。第2に職員のスキルアップ。そして第3に、このつながりが新たなつながりを呼び、広がっていくこと。本事業がどのような広がりをみせるか、私自身とても楽しみです。

香川県坂出市 市長 有福 哲二さま

本年、坂出市は市制施行80周年の節目の年を迎えます。「坂出再生」に向け、従来の手法や発想にとらわれず、民間事業者等の知恵や技術力、資源を最大限活用する「公民連携」を軸に、次代を担う若い世代から「住みたいまち」として選ばれる新たなまちづくりに取り組んでいるところです。

そのためには、坂出市の魅力につながる様々な施策を講じるとともに、市内外のより多くの方々に本市の魅力を認知していただき、「選ばれるまち」の具現化につなげていくために,効果的、戦略的な情報の発信が重要と考えています。

このたび、㈱Another works様と連携することで、民間の有能な専門人材の知見や実績等を活用させていただき、本市の広報誌をはじめ、SNS等を活用した広報戦略の向上につながることを期待しています。

富山県南砺市 市長 田中 幹夫さま

今回のプロジェクトでは、「若者にとって魅力ある仕事・働く場の提供」のための事業戦略づくりと、市内企業と求職者のマッチングに向けた情報発信の強化に取り組みます。UIJターンや若者の市内定着には「仕事」は不可欠な要素であり、市内就業をいかに促進するかが、市として大きな課題となっています。特に昨今、産業・経済の構造的変化や雇用の多様化・流動化など大きな変化が起きている中で、行政だけの考えでは限界があり、民間手法を取り入れる必要性を、この分野では特に強く感じていました。

そのような中でこのプロジェクトのお話をいただき「プロフェッショナルな外部人材の視点や知見を取り入れることで、より実効性のある事業戦略にしていけるのでは」と大きな期待を感じたことから、導入を決めました。南砺市の未来のために共に走っていただける素晴らしいパートナーとの出会いを、今からとても楽しみにしています。

導入をご検討中の担当者様

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