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私と複業の出会い #2月9日 複業の日

株式会社Another works代表の大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しております。

私は、「複業」が挑戦機会の最大化につながり、そして人生の選択肢を豊かにする新しい働き方であると信じて、2019年5月に株式会社Another worksを創業しました。金銭報酬を目的とした「副業」だけではなく、スキルアップ、キャリアアップ、地域貢献など複数の目的を複数の居場所で叶えることができる「複業」こそがこれからの働き方のスタンダードになると確信しています。

今回は、2(フ)9(ク)に由来する2月9日複業/副業の日にちなみ、私が複業という働き方に注目した背景や複業ドメインで起業をした理由など「複業との出会い」についてお話していきます。

父親が経営している会社で目の当たりにしていた人手不足

まず、私が「人・働き方」に興味を持ったのは父親が大きく影響しています。地元大分で会社経営をしている父の背中を見てDNAレベルで「自分もいつか起業する」と思っていたと同時に、人材採用で苦しむ姿を幼い頃からずっと見ていました。

地元大分では当時から常に人手不足が慢性化しており、正社員を採用しようと募集を出しても応募が来ないことは珍しくありませんでした。特に都市圏から離れた田舎への転職は移住を伴うためにライフスタイルを大きく変えざる終えません。転職活動をする個人にとってもなかなかハードルが高くリスクのある決断であり、企業が採用難に陥るのは自明でした。

人を仲間にする手段は正社員だけではない

人と企業の関係性に興味を持った私は、早稲田大学の法学部に進学、労使関係を学ぶために労働法を専攻。さらに人材系の企業でインターンをはじめました。私の常識を変えたのは、人材獲得手段は正社員だけではないという事実です。派遣やアルバイト、短期雇用、業務委託、顧問、アドバイザー、インターンなど強い想いのある人材がどんな形でも仲間になれば会社は大きく変わることを知ったのです。

そして、ファーストキャリアにはパソナグループを選び、新規事業で顧問やフリーランス、複業など雇用ではない業務委託で即戦力人材を企業に紹介する事業を立ち上げ期から約3年間尽力しました。一人の優秀な人材が正社員ではない形で参画し、会社が大きく変わっていく姿をエージェントとしてご支援する中で、”複業”という働き方に希望を見出しました。正社員ではなく複業という形であれば、地元大分の人手不足を救えるのではないか、移住を伴う高ハードルな採用に悩まされる全国の企業の救世主になれるのではないか、徐々に希望が確信に変わり「複業クラウド」を着想しました

挑戦したくてもできない理由がある

複業が救うことができるのは”人手が欲しい”企業だけではありません。挑戦したくてもできない、現状を変えたいが無理だと諦めている、そんな個人を救うことができる働き方でもあります。

地元大分にいる友人たちは、東京に憧れをもちながら地元を離れられない理由がありました。家業の継承、家族の関係、地元愛、仕事関係、など人それぞれです。「複業」が当たり前になれば、大分にいながら東京の会社で働いたり、大分で本業をしながら他の職種に挑戦したり、今まで諦めざるを得なかった機会を転職や移住など大きく環境を変えることなく手にすることができるのです。

働き方の「令和維新」を起こす

令和の最初の営業日に起業した株式会社Another worksは、今や1,500社以上の企業、70,000名以上の複業をしたい個人、47都道府県120以上の自治体など多くの皆さまに愛される企業と成長することができました。

起業前は私一人の大義であった「複業を通じた挑戦機会の最大化」は、いまや素晴らしい50名以上の仲間と共に追い求める会社の大義となっています。

「複業」が本来やりたいことへ挑戦するための当たり前の選択肢になるように、「複業クラウド」がその社会的インフラとなれるよう、大義の元で泥臭く王道を突き進むのが我々Another worksです。我々と一緒に日本の働き方を変えていきたいと思う方、この記事で少しでも魂が揺れた方、是非、共に志を語り合いましょう。

◆Another works採用ページ

◇ファクトから考える働き方の未来


大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
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