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「彼にも原因があるのでは??」→被害者を責める理由とはどういうものか?


今日は面白い記事を見つけたのでご紹介

「被害者を責めるのは世界が公正だと信じているから」 心理学を解説した「心理学ミュージアム」が話題(キャリコネニュース 2018/1/17)


記事の詳しい内容は読んでもらうとして、個人的に面白かったのが

心理学ミュージアムというページの存在を知れたことである。


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自分も悩んでいる人の支援とかかわることが増えてから、心理学関連の知識を身につけるべく勉強をしているが、正直言って足りてない。

付け焼刃な知識で人とかかわって、下手な事故を起こすような真似はしたくないので、この辺りは変に知識を振りかざさないようあくまで自分の経験ベースで話をしている。

だから自分も相手もお互い素人なのだが、このページの内容を共有することで知識を共有し合えるという利点があるのはいいことだと思う。


例えば上の記事の例で言うと

なぜ人がニュースで何か被害に遭われた人を見て責めるのか
「その人にも原因があるのでは?」

という疑問を持つことを、公正世界仮説という言葉を使って分かりやすくスライドで説明している。

この言葉自体知らなかったし、割とすんなり納得できたので、他の人にもおススメできると思い今日は紹介してみた。


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ちなみに自分自身は、世界が公平にできているとはあまり思っていないので、誰もが行っている努力は必ずしも本人の求めるままに報われるわけではないと思っている。

「努力して成功した人」は、「結果的に成功するまで努力を続けただけ」と言うほうが案外正解なのではないだろうか?

もちろんこの辺は、本人の適性や周りの環境や運も加味されるから簡単に答えが出るものではないだろうが・・・


無自覚に人を責める人間にならないためにも、己の価値観の中にあるバイアスを疑い、常に修正を心がけたい。



何らかのアクションをいただけると、一人で記事を書いてるわけではないのだと感じられ、嬉しくて小躍りしちゃいます。