登山記録日記#1 「飯盛山」編
平賀信吾です、みなさんお元気してますか〜?(・∀・)
こちらは連休ということもあって、久々にまとまった休みが取れました。
しばらく山登りから遠ざかっていたころ、ちょうど行きたいと思っていた場所と登って好きだった山が近かったので、山登りと旅行を同時に行うことを計画し、出かけてきました。
というわけで、今回は飯盛山についてご紹介したいと思います。
飯盛山とは
場所は長野県南佐久郡南牧村にある標高1643mの山です。
住所でいうとこの辺ですね↓
有名な八ヶ岳が近く、標高もそれなりに高くて夏でも涼しさを感じたりすることができます。(その分日差しも強いですが)
飯盛山は自分の登った山の中でもかなり好きな場所の一つでして、これからいくつかその理由を挙げたいと思います。
飯盛山のここが好き
1、交通のアクセスがいい
電車の駅から山へ歩いて行って、そのまま反対側の駅に向かって歩くことができます。(清里、野辺山どちらから行ってもOK)
これは車を持ってないor運転できない人にとってかなりありがたいことです。(もちろん車でも登山口まで行けます)
2、時間が掛からない
紹介するコースの全行程は約10キロ程度で、体力に問題が無ければ時間は4時間くらいで登って下りることができます。(登り下りで2時間、駅から登山口までで1時間ずつの計2時間で合わせて4時間の計算)
高低差も500m以内なので、東京の高尾山(599m)に登るのとあまり変わらないくらいの高低差で済みます。
3、景色が良い!!
何よりも景色が素晴らしいです。
とりあえずこの画像を見てください。
天気が良いと、こんな感じで頂上からは360度遮ることのない風景を満喫することができます。(今回は雲で見えませんでしたが、普段なら富士山もかなりくっきり見ることが可能です)
毎回この風景が見たくて登りに行くような感じです。
初心者でも素晴らしい山の景色を楽しめる場所としておススメできます。( ͡° ͜ʖ ͡°)
写真コーナー
ここからはいくつか撮影した写真を貼っていきます。
・麓から八ヶ岳方面を撮影
毎日この景色見てたら都会に住むの辞めそう…^^;
・途中の地図
冬でもスノーシュー(かんじき)を使ったハイキングが楽しめます
・目指す先はあそこ
ここから見るとだいぶ遠く感じますが意外とそうでもありません
・おにぎりのてっぺんが頂上
こののんびりした感じがまたいいですね
・八ヶ岳の赤岳をズーム
以前登りましたがいいところでした
登ってみたいと思った人へ
ここからは実際登ろうと思った人向けの内容です。
ルートとしては清里方面からか、野辺山方面からとなります。
今回はわけあって清里方面から行きましたが、初めて行くなら野辺山方面からの方がおススメです。
理由としては
①登りが清里から行くより少なくて済む
②登山口の駐車場が広いので車でも行きやすい
③帰りに清里で観光ができる
という3点が挙げられます。
野辺山から行く場合
①標高差について
野辺山駅は標高1345mのところにあり、普通鉄道では日本の最高標高の駅となっております。
※なお清里駅との間にJR鉄道最高標高地点(1375m)という記念碑も建っております。
なので、清里から行くより少し高い場所からスタートできるんですね。これは楽ちん
ただし歩きだと登山口まで1時間くらい掛かるので、のんびり八ヶ岳を眺めながら行きましょう。
自分は大きな平原が目の前に広まっているところを見て、北海道っぽいなぁって思いながら歩いていました。
しばらくこんな風景が続きます
途中に大きな天文台なんかもあって歩いているだけで楽しみがあります。
山頂からも目を凝らすと発見できるくらい大きいです
②絶景ポイントの駐車場
野辺山側から行くと、登山口となる場所は平沢峠(1450m)という展望広場です。
ここは観光バスでも止めることのできる広い駐車場があります。
普段運動はしないし、体力に不安もあるという方にとっても絶景を楽しむことができるので、車でお越しの場合ドライブに行かれる場所としてもいいかと思います。
近くに獅子岩という大きな火山岩や、フォッサマグナ着想の地という記念碑があります。
個人的に繋がりがあると噂される方の痕跡も…
こちらについてはまたいつか触れられれば
登山道から撮影
※余談ですけど、自分のプロフィールの画像は以前ここの駐車場で撮影したものですね
真正面に雄大な八ヶ岳とその麓が見えるので、空に浮かぶような気分を味わえます
③帰りは高原リゾートでも
あとで調べて知ったのですが、清里はかつて観光地として整備された歴史があり、自分が生まれる少し前(1970~80年代)にブームがあったそうです。
高原の原宿と言われていたそうで、竹下通り的なイメージが街に漂っているわけを少し実感しました。
和風より洋風(というかメルヘンちっくな)の建物が多いです。しかし営業しているお店は少なそうでした。
近年行った感じでは、キラキラした雰囲気はだいぶ落ち着いたように見えました。
それと、駅から離れたところは普通に営業している観光スポットがいくつかあります。
清泉寮(清里では定番のスポットだそう)
萌木の村(いつでも人でにぎわってます)
美しの森(広い森を一望)
サンメドウズ清里(ここは施設も新しく景色もよさげ)
あと山登りと言えば温泉、隣の甲斐大泉駅で温泉に入るのも良いんじゃないかという思います。
甲斐大泉温泉パノラマの湯
この辺は組み合わせ次第で色々と体験できるので、事前に計画されると山登り以外にも訪れる楽しみが増すのではないかと思いました。
清里から行く場合
駅からは30~40分ほど歩くと登山道入り口に辿り着きます。
コンビニは元々駅から少し遠いので、補給には向いておりません。
飲料を駅前の自動販売機で買うくらいに考えておいた方がいいかと思います。
今回はアホなことに水を買い忘れ、水筒で乗り切りました。おかげで山頂でご飯は食べられませんでした(T_T)
電車で行く場合の注意点
東京から電車で行く場合、佐久平か小淵沢が乗り換え駅となるかと思いますが、小海線の接続には注意が必要です。
例として小淵沢駅の時刻表(土日)を持ってきましたが、タイミングが悪いと電車を2時間近く待つことも…
今回はギリギリ出発時間で調整したところ、乗り換えに失敗して長時間待つはめとなり、結局小淵沢から清里までタクシーを使いました。(30分乗車、走行距離17キロ、約5500円なり(◞‸◟))
旅行に行く場合、乗り換え待ちで30分は待つことを含め考えて行動した方がいいという教訓ですね。
というわけでオススメの山紹介でした~
さいごに
山から下りていつもの食事、レトルトのシチューは美味かった
他のところでも散々言われていることですが、登山は基本的に「自分のことは自分で対処する」世界です。
※以前書いた山関係の記事
・登山者的PDCAの回し方
・ビジネスの失敗と、山登りでの失敗談について絡めたお話
事故に遭って怪我をしようが道に迷おうが、その時のあなたの判断次第でどうとでもなってしまいます。
どんな事態に想定しても慌てないよう、必要な準備はしていきましょう。
楽しさと己の力を過信しないことを念頭に、素敵なひと時を過ごしていただけたらと思います。
それでは今回はこの辺でヾ(o'∀'o)ノツ
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