格差と向き合うということ
NewsPicksでここ数日「格差」特集をやっていたので、興味深く読んでいた。
【完全解説】なぜ、世界はこんなにも「不平等」なのか?
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全体を読んだ感想として、
経済メディアだからなのか、「格差=資産の有無」を強調するだけで終わってしまい、一つの見方からの問題提起しか聞かれなかったのが残念である。
今の世の中は「幸せになるため」の目標達成を強いられているのかもしれないが、そもそもその目標の数自体が少ないと感じている。
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人間には元々、それぞれ身体の構造の違いや生育環境の違いなどが存在し、探せばいくらでも初めから平等な世の中ではないことが理解できるが(というか同じでないことの方が普通)、どうもその辺は目立ちにくい為かあまり大きく問題視されないらしい。
そして違いを理解するうえでもっと重要なのは、日々の出来事に対して向き合う個人の心の感じ方であろう。
同じニュースを見てもポジティブに感じる人もいれば、ネガティブに感じる人もいる。(同時に特に何も感じない人も)
それだけの違いがあることが世の中の前提として考えられるのならば、「よりお金を稼ぐ」や「より健康に生きる」といった少数の目標だけで幸せの姿を定義するのは窮屈ではなかろうか?
まず目指すべき目標の種類そのものは、もっとあってもいいだろう。(せっかく人類社会全体としては、少しずつでも豊かになってこれているのだから)
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新しい目標を見つけるには、今の現状をマクロから俯瞰して見るのと同時に、地面からミクロな視点で問題を見ることも大事であろう。
次はそう言った個々人が日々向き合っている、ミクロの視点から取材されてほしいと感じた。
何らかのアクションをいただけると、一人で記事を書いてるわけではないのだと感じられ、嬉しくて小躍りしちゃいます。