自分を変えたい人へ
色々な悩みを抱えている人の話を受けていると、時々こんな場面に出会う。
「変わりたい」「自分を変えたい」
口に出して言うものの、その先へ進めずにもがいている人は多い。
彼らの葛藤は分かるし(おそらく変化に対応するための自信の無さや、恐怖心が原因だろう。少なくとも自分はそうだった)、支援者としてどうにかしてあげたくて、もどかしさを感じることもある。
ただ、支援者として変えてあげたいと願う者と、変わりたいと願う者の意識の差は実のところ結構大きく、ここにだけ視点を置き過ぎるとお互い苦しくなってしまうだけかもしれない。
私は、彼らに対して自分が考えられるアドバイスや経験などを話すが、別にそれだけでどうにかなるとはあまり考えていない。
結局のところ、最後は本人の意思だと説明して終わる。
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一つ自分の人生を振り返って言えることは、自らの選択に対してリスクを背負うことができるかどうか、ということが重要なことであった。
今自覚しているからこそ言えるが、変化を選択するということは、一時的に安定を捨てることであるし、場合によっては今よりマイナスの状態を経なければプラスに近づけないかもしれないということである。(しかもそのマイナス状態は、本人の行い次第では何年も続くということもありうる)
結局のところ、大きなストレスになることは明白だし、だからこそあまり声高に勧める気は起こらないと感じている。
なにより、私も本心では安定した環境を望んでいるし
だから迷っている人に対して、強く変化を勧めているつもりはない。
しかし、どうやったらあなたのように変われるのか?と問われることはたまにある。(正確にはある時より変わり続けている、だと思うが)
昔はただ純粋に「生きるため」→今は「より良い未来を築くため」
このように変化の目的が変わったように思える。
変わることに対して楽しみの方が比重として大きくなったので、今はより変化する方に舵を切る傾向が強くなったのかもしれない。
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どちらにしても、変わりたいのなら必死(文字通り人生を懸ける覚悟)で取り組むことをお勧めする。
どうせたった1回の人生である。
やらないでずっと後悔するくらいなら、やった後で反省した方がいい。
少なくとも挑戦したことは第1歩進んだことであるし、失敗したら次の手を打てるからだ。挑戦しなければいつまでも0のままであるだろう。(もちろん別の選択肢を取ることは可能だろうが)
挑戦する人たちに向けて、良い航海が送れることを願う
何らかのアクションをいただけると、一人で記事を書いてるわけではないのだと感じられ、嬉しくて小躍りしちゃいます。