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音声対話ができる世界を待ち侘びて

これはAIを使うシーンを想像した際、「会話」=「音声入力」であることを意識したつぶやきである。

私は実際、AIとの関係は全て「自然言語を使った音声による対話」で行うことが基本だと思っていた。

自然言語とは、人間が日常的に使っている言語のことです²。例えば、「日本語」や「英語」や「中国語」などが自然言語にあたります¹³。自然言語は、人間の文化や歴史によって自然に発展してきたもので、コンピュータが理解しやすいように作られた人工言語とは違います³。

(1) 自然言語とは - 意味をわかりやすく - IT用語辞典 e-Words. https://e-words.jp/w/自然言語.html
(2) 自然言語 - Wikipedia. https://bing.com/search?q=自然言語とは
(3) 自然言語 - Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/自然言語
(4) 自然言語処理(NLP)とは?できることや手順をわかりやすく .... https://it-trend.jp/textmining/article/124-0027

BingAIによる検索

なので、今のように文章によるやり取りが中心になるとは想定していなかった。(文章でAIとやり取りしているSFがあったらどんな感じなのか見てみたい)

ただこれはおそらく今の時期特有で、AIとのやり取りは文章も段々「日常会話」のようになっていくのだと思っている。


何でこんなことを考えたかと言うと、下記の記事を読んだから。

野尻抱介の「ぱられる・シンギュラリティ」第17回 嘘つきは創造の始まり

「人間の持つ神性に、AIはまだおよばない」という見方は上から目線であって、「人間の神性と思っていたものが、実はLLMと同じ線上にあった」と考えるほうが謙虚ではないだろうか。

自然言語をプログラミング言語に変換しているという指摘はなるほどと納得させられたし、引用元のくだりも面白い。

ただ同時に、これは文章によるやり取りだからこうなったのだろうなと思う。
文章と話し言葉ってやっぱ違う気がするからね。

文章の方が情報量は多いが、会話は色々端折りがちである。(実際自分と他者の会話を録音して聞いてみると良い)

さらに相手の表情や仕草から感情を読み取ったり、行間を読んだりする。

会話という手法は、一方的に喋るより双方が会話を通して情報を繋ぎ合うことで理念を共有することに向いている。

AIと直接言葉をやり取りできるようになったからこそ、言葉を使ったコミュニケーションはもう一度見直されるのではないかと感じている。


ただそもそもの疑問なのだが、みんな音声入力使うのかな?
私はsiriを全然使わないし、アレクサもコルタナも名前と機能しか知らない。

文章を書くのが苦手な人もいれば、話すのが苦手な人もいるだろう。(逆もまた然りだし、むしろAIだから話しやすいと考える人もいる)

AIとの音声交流は、最低でもトランシーバーみたいなレスポンスのやり取りができないと、文章を手入力で聞いた方が早いって思う人は多そうである。

※たぶんAIに対してプロンプトで命令を下す方法があれだけ流行っているのって、自分の普段使ってる言語だから以上に、やっぱユーザーにプログラマー(+的思考)な人が多かったからなんだろうね。

とはいえ、簡単なやり取りで詳細な答えが返ってくるならこっちとしては歓迎したい。


AIは人の曖昧さや複雑さをカバーできる存在になるか?
一緒に買い物行くようになれば、こういう会話にも付いてこられるかもしれない。

そんな世界を待ち侘びている。

何らかのアクションをいただけると、一人で記事を書いてるわけではないのだと感じられ、嬉しくて小躍りしちゃいます。