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いま本当に取り組むべきこと

普段ほとんど足を運ばない大型ショッピングモールに立ち寄ってみました。
出来て間もない店舗ということもあり、どんな新しい構成やお店になっているのか少し期待しながら全館をゆっくり見てみました。

しかしながら、お世辞にも目新しさを感じることはありませんでした。
唯一変わったと感じるのは洋服を扱うショップが減り、昔でいうライフスタイル雑貨のお店が増えたことくらいでしょうか。
それは時代の流れだとして、洋服の場合はある程度の系統が違っていたのに対し、雑貨は同じようなデザイン、同じようなコンセプトのお店がただただ鎬を削っている・・。
もちろん安さ勝負になってしまうのも仕方ない。

日曜日の夕方といえば昔は人がごった返す時間帯でしたが、人は驚くほど少ない。セール明け?暑さ?夏休み?時期的なものもあるとは思いますが、それにしても新しいショッピングモールでこれはまずい。

明らかにモノもお店も供給過多。

同じアパレルや雑貨の世界とはいえ、自分のやっていることとはそもそもジャンルが違います。
しかし、この状況は何とかしないといけない。
わたしも含め全体で少しずつモノの生産を抑えていかないと取り返しがつかなくなる。
売上も大事、雇用も大事、それはある程度理解できる。
ただ、あまりにも日本は成熟し過ぎた。
そんな苦戦を強いられる中でも大きな企業は世間や政治の風におされ、SDGSなるものを掲げ(させられ)ている。
しっかりと向き合っておられる一部の団体には敬意を払うとして、うわべだけしか取り組んでいないところがほとんどなのだと思います。

やらないよりやった方が良いのは当然です。
しかし、メッセージだけを全面に打ち出して、ほんの一部しか取り組んでいない。ほとんどポーズだけならやらない方が世のためだ。
これはある種の誇大広告にすらなりうる。

もう少し正直に行こうではありませんか。

会社、雇用を守るためには今は1割程度しか取り組めないと。。。
それでも毎年1割ずつ取り組んでいくと。。。
それならきっと消費者も理解してくれるし、応援もしてくれるだろう。

いずれ破綻するような無理がたたる取り組みより、まずは小さな取り組みでも継続していくことを一番と考えるべきなのです。
こんな小さなことくらいなら出来るかも?と一人でも多くの社員が思えることが改善に繋がっていく近道なのだと思う。
どうしてもありきたりの言葉になってしまいますが、今まずやるべきことはそんな意識改革なのかもしれません。

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