TSUTAYAのエロガッパ

わが町のTSUTAYAが今月末に閉店するので、閉店セールやってたんですよ。

夜6時30分くらいに1人で入店して、そしたら、TSUTAYAが変わり果てた姿になってて。

入口近くのトレカのところ、まるごと立ち入り禁止なってて、レンタルコーナーのDVDもごっそりなくなってて、そんな光景を見て、おっさん客にバレないようにむせび泣きました。

この日は閉店セールで、旧作が1つ440円で売っていました。

ます、バラエティコーナー。M1はめぼしい年のやつがもう売り切れていました。そんな中、途中、そこそこかっこいいお兄さん、そんなに僕と年齢が変わらなそうな見た目だったんだけど、キョロキョロしながら18禁ゲートをくぐり抜けていってドン引きでした。個人の自由なんですけどね。あと、AVも閉店セールで売ってんのかな?と気になりました。キモイなぁ、そうに決まってる。

その後もいろいろ回って、最後はアニメコーナー!!ジャンプ系列の作品?におっさんがたくさん群がってました。腹立ちましたねぇ。おっさんはAVがセールになってるなら、そっちを優先して買うと思ってましたが……。むしろ買うべきでしょ!あなたたちが買わないで誰がAVなんて買うんです!?実は18禁のゲートの先に、おっさんめちゃくちゃいたのかもな。ゲートの内側だけ激こみしてたのかも。ていうかあのイケメンなお兄さんが本来こっちでアニメ見るべき!めちゃくちゃ偏見でした。すみません。

その後、お会計のとき、奇跡の再会がおきました。レジの2個前に偶然、18禁お兄さんが並んでました。ほんとに偶然です。これはいつも気になるんですけど、一般レンタルビデオ店でAV借りたり、コンビニでエロ本買ったりする人ってどういう心境でレジに通すんでしょうね。あと、今回に至っては店員さんが女性でした。気まずいかも。さらに、あのお兄さんは、ゲートを抜ける前、のれんの前でキョロキョロ回りをうかがっていたことから、18禁初心者だと思いました。若いしね。だから、たぶんそれなりの恥ずかしさを持ち、その恥ずかしさに打ち勝とうとしながら、レジの前に立っていたことと思います。これがレジェンド18禁なら、のれんを縫うようになめらかにゲートインして、会計にも堂々と仁王立ちして臨むのかもしれませんね。何なら、自分が借りるAVを女性がレジに通しているという、羞恥系のシチュエーションで謎に感じているかもしれません。しかし、その本性はエロガッパにしかわかりません。僕は健全な高校生なので、わかりませんでした。

あと、そのお兄さんの買い物籠に10枚くらいDVDとか入ってて、その中に絶対にAVもあるはずだろうに、なぜか一番上の作品は知らない邦画でした。多分、思春期男子が、仮面ライダーのDVDをかごに入れたけど、周りにみられると恥ずかしいので、上に映画とか載せて上書きする、まぁ中学時代に仮面ライダー龍騎をレンタルしていた僕のことなんですけど、あれと同じ原理ですよね。こういうところだよ!18禁初心者!ふっ、青いなぁ。なんか、俺が上級者みたくなってる。誤解招くなぁ、これ。

こうして、僕のTSUTAYAが終わりました。もしかしたら、閉店間際にまた来るかしれないけれど、今日が最後かもしれません。その最後のTSUTAYAで、エロガッパの心情を考察してしまったのは、なんとなく人生の汚点になる気がします。でもまたこれも人生。やっぱりTSUTAYAはわくわくしますね。あと、なんの脈絡もないですが、TSUTAYAとエグザイルTETSUYAって似てますね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?